月バスSet Play of the Week(32)キャバリアーズ
NBAファイナルのゴールデンステイト・ウォリアーズ対クリーブランド・キャバリアーズ戦(@クイックン・ローンズ・アリーナ)から、キャブズのクイックヒッターを解説しよう。 【ラインナップ】 ①ジョージ・ヒル(PG) ②JR・スミス(SG) ③レブロン・ジェームズ(SF) ④ジェフ・グリーン(PF) ⑤ケビン・ラブ(C)
[A-1] ①が左サイドをボールキャリーし、⑤と②が両コーナー、④が右ウイング、③(レブロン)がボールサイドのエルボーに立つ。①は③へパスし、それと同時にカット。⑤へダウンスクリーンを仕掛け、③は⑤へ3Pシュートを狙わせる。 ⑤(ラブ)が3Pシュートできることが条件。また、③がハイポストからいつでもパワープレーできることも強みだ。また、④と②はマッチアップしているディフェンスの状況で、カットプレーやキックアウトなどボールマンに合わせることができる。
[A-2] [A-1]と同じで、⑤がマッチアップしているディフェンスの状況を見て、ペイント内へカールカット。そのままレイアップを狙う。
[A-3] これも[A-1]と同じだが、⑤のエントリーがローポスト付近となっている。これにより、①のスリップスクリーンが有効になる。
月刊バスケットボール7月号(5月25日発売)の“NBAセットプレー図鑑”では、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう! (月刊バスケットボール)