月刊バスケットボール5月号

JBAが実施する育成改革について ~運動部活動ガイドラインを受けてJBAのスタンス~

JBAでは、2017年度より日本バスケットボール協会は育成世代の改革に取り組んでいる。
JBAでは、2017年度より日本バスケットボール協会は育成世代の改革に取り組んでいる。   この改革が、 「なぜ行われることとなったのか」 「何について取り組んでいるのか」 「どのような手順で行われるのか」 についての理解を深めるために、ホームページ上で紹介している。   また、スポーツ庁より発表された“運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン”を受けたJBAの考え方も併記されている。   *以下、ホームページより抜粋 ガイドラインは「やり過ぎる指導」「やらされる部活」に対しての警告です。バスケットボール界としても、指導者自らが行う指導が子どもたちの日常・成長にプラスとなっているかを改めて見直す機会となります。そのためには練習効率を高めたり、科学的知見を取り入れたりし、成果の上がる指導を常に模索していかなければなりません。 JBAは指導内容に参考となるもの(習熟度別指導内容)を整備し、登録コーチに閲覧頂けるように準備します。中学部活動の指導手引きも作成中です(2018年9月までに発表予定)。また、育成世代のコーチングの参考となる資料も準備しています。指導者である大人が子どもたちの笑顔のために、常に学び続ける姿勢を忘れず、よりよい在り方を模索し続けなければなりません。 JBAとしてはガイドラインを前向きに捉え、「やればやっただけ結果が出る」という考えを変え、「スポーツの在り方・与え方」を再構築する時が来たと皆様にも意識していただきたいと考えます。 スポーツ界・バスケットボール界の大きな転換期であり、マインドセットを再構築することも求められます。これまでよかったことは何か、改善すべきことは何かを指導者それぞれにしっかりと考えていただき、子どもたちのために活動してほしいと考えます。JBAはその助けとなっていきます。   ※詳しくはJBAホームページへ。 http://www.japanbasketball.jp/training/youthacademy/44295   (月刊バスケットボール)

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