月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2018.05.14

千葉が大一番を制してセミファイナルへ!(動画あり)

 5月12、13日の2日間で行われたBリーグチャンピオンシップ・クォーターファイナル。東地区1位の千葉は、同地区3位の川崎と対戦した。
   5月12、13日の2日間で行われたBリーグチャンピオンシップ・クォーターファイナル。東地区1位の千葉は、同地区3位の川崎と対戦した。    第1戦はスタートダッシュに成功し、3Pシュートを15本(そのうち前半で10本)を沈めた千葉が87-65で大勝。しかし、翌日の第2戦では一転、苦戦を強いられた。    その第2戦、1Qこそ23-23の同点だったものの、2Q以降は川崎の堅いディフェンスの前に千葉の得点が伸びない。逆に川崎は#22ファジーカスや#0藤井らが積極的に得点にからむと、じりじりと引き離し、最後は71-61で川崎が勝利した。    これで勝敗が1勝1敗となり、勝負の行方は10分間の第3戦へ(前後半5分ずつ)。その第3戦では千葉が前半を終えて14-6とリードするものの、川崎が後半に猛追。最後の最後までもつれたが、千葉は、第2戦で「いいパフォーマンスが出せなかった」という#2富樫が勝負を決定付けるシュートを沈めて川崎を振り切った(22-15)。    第2戦では無得点だった富樫。実は20分しかない第2戦と第3戦のインターバル間に「気持ちの問題かなと思ったので、シャワーを浴びました」と、ユニホームからバッシュまで全て変えて試合に臨んだ。そして新たな気持ちで迎えた第3戦では見事7得点を挙げ、勝利を呼び寄せたのだった。    第3戦を終えて「今日がホームで無ければ本当に負けていた思います」と、大野ヘッドコーチが語ったように、大声援が後押しとなって大事な一戦をものにした千葉。19、20日に行われるセミファイナルでは、同じくホームコートで西地区1位の琉球を迎え撃つ。  

準決勝進出を決めた千葉  

タフなプレーを見せた川崎#0藤井         (月刊バスケットボール)

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