月刊バスケットボール5月号

“能代カップ”に参戦するU18&U16日本代表プレーヤー擁する福岡大附大濠高

5月3~5日に能代市総合体育館で開催される“第31回能代カップ高校選抜バスケットボール大会”。男子6チームの中で将来の日本を背負うアンダーカテゴリー日本代表プレーヤーたちがプレーする。その中の福岡大附大濠高にスポットを当て、片峯コーチやプレーヤー3名に話を聞いた。
5月3~5日に能代市総合体育館で開催される“第31回能代カップ高校選抜バスケットボール大会”。男子6チームの中で将来の日本を背負うアンダーカテゴリー日本代表プレーヤーたちがプレーする。その中の福岡大附大濠高にスポットを当て、片峯コーチやプレーヤー3名に話を聞いた。 ※写真はウインターカップ2017より   【“能代カップ”への思い】 片峯聡太コーチ 「“能代カップ”は数あるカップ戦の中でも随一の大会だと捉えています。伝統のある大会であると同時に、全国屈指の強豪校が終結するインターハイやウインターカップの前哨戦とも言える大会です。また、至る所で“バスケの街・能代”を肌で感じることができ、心身ともにレベルアップできる大会であると確信しています。今年も、一戦必勝で試合に臨み、能代のバスケットボールファンの記憶に残るような大会にできるよう頑張ります。 チームは現在、故障者もなく良好な状態です。代表組(U-18&U16)の活動も落ち着き、彼らのコンディションとチームのコンディションを徐々に合わせていきたいところです」   【U-18シュバイツアートーナメントを戦って】 土家大輝/3年 「課題は『リバウンド』です。全員がリバウンドの意識を持つことと、サイズで負けている分、努力と工夫が必要だと感じました。しかし、速い展開でのプレーは効果的でした。フルコートでのスピードに加え、ハーフコートでの判断力とスピードを向上させていくことが今後必要になってくると思います」  

土家大輝(3年/#5)   中田嵩基/3年 「フィジカル面の強化は必須事項だと改めて感じました。また、相手をいかにペイント内に侵入させないようにするかといった工夫が必要だと思いました。しかし、スピード面では日本の方が秀でていることが分かりましたので、さらにスキルアップし、得点力を高めて次回に望みたいです」  

中田嵩基(3年/#13)  
  【U-16アジア選手権を戦って】 横地聖真/2年 「他のチームよりも小さい日本チームなので、アグレッシブにスピードあるプレーを展開することを意識していました。他のチームはフィジカルが強いという特徴があり、そこに押し切られたゲームが多かったような気がします。 日本の課題として、ディフェンスリバウンドを確保するためにフィジカル面を強化し、ボディコンタクトの意識を高めなければならないと感じました。一方、諸外国にない日本の良さは、速攻などの部分でバスケットボールが緻密であることが実感できました。また、どのような場面でも冷静に判断しプレーできるメンタル面の強さを示すことができたと思っています」  

横地聖真(2年/#14)   ※能代市バスケットボール協会ホームページ http://noyamabasket.sports.coocan.jp/noshiro_cup.html   協力/能代カップ実行委員会 (月刊バスケットボール)

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