月刊バスケットボール5月号

大学

2018.05.01

“第53回日本体大・筑波大定期戦”インタビュー①【高辻真子】

“第53回日本体大・筑波大定期戦”は、男女本戦ともに筑波大が勝利したが、その激戦を戦ったプレーヤーたちに話を聞いた。
“第53回日本体大・筑波大定期戦”は、男女本戦ともに筑波大が勝利したが、その激戦を戦ったプレーヤーたちに話を聞いた。  

◆高辻 真子 (筑波大#16/4年/160cm/G/桜花学園高)   ――試合を振り返っていかがでしたか。 「オフェンスの部分では、練習してきた切り替えの早い走るバスケットが徐々にできてきた感じがありました。ただ、4Qの最後で少し詰められてしまったのは、私たちも気が抜けてしまった部分があると思うので直したいです。あとは失点が多過ぎるので、ディフェンスはまだまだ課題が残りました」   ――今年目指していくのは、そうした“切り替えの早い走るバスケット”ですか? 「はい。やはり私たちは小さいチームなので、走らないと勝てないです。ディフェンスから、オフェンスへの切り替えの速さを意識して練習しています」   ――得点源だった松本愛美選手(現富士通)が卒業し、ますます高辻選手が引っ張る立場になりますね。ご自身ではどのようなことを意識してプレーしていますか? 「昨シーズン、松本さんがたくさん点を取ってくれていた分を、今シーズンはみんなで埋めなければいけません。その中で、自分ももっと積極的に攻めなければいけないと思っています。でも、全員が攻め過ぎるのも良くないので、そこはバランスを見ながら、周りを生かすところと攻めるところを判断していきたいです」   ――得点力のある下級生も多いですしね。 「そうですね。みんな走ってくれる子たちで、助かっています。キャッチもうまいので、速攻で走らせるようなパスも投げやすいです。あとは、自分とは高校時代かぶってはいませんが、桜花の子が2人(#21樺島ほたる、#72出原菜月)入りました。一緒にはやっていなくても、桜花のバスケットをやっている2人とは不思議とプレーも合いやすいです」   ――トーナメントに向けては、どんな意気込みですか? 「トーナメントまでに、課題のディフェンスを修正することと、オフェンスでは今日できた部分を継続してより磨いていくこと。ディフェンスから走るバスケットを徹底して、頑張りたいです」   (月刊バスケットボール)

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