月刊バスケットボール5月号

女子ナショナルチーム3カテゴリーが合同キャンプを実施!

12月12日、味の素ナショナルトレーニングセンターにて「女子ナショナルチーム合同キャンプ2017」が行われた。   これは新たな取り組みとして今年度から行われたもので、『Japan's Wayの共有』や『ジャパンチームの意識付け』を目的としたキャンプ。今回は、女子日本代表(女子アジアカップ優勝)、ユニバーシアード女子日本代表(ユニバーシアード大会準優勝)、U19女子日本代表(U19女子ワールドカップ4位)と3カテゴリーの日本代表選手、合わせて30名以上が集結した。   キャンプでは、女子日本代表のトム・ホーバスヘッドコーチのもと、3カテゴリーの選手が交ざって同じ練習メニューを行い、主にトップの日本代表選手は教える側に回り、U19やユニバーシアードの選手たちとの共通理解を深めていった。  

30名以上の選手が汗を流した   「今回は技術的なこと、ディフェンスのスタイルなど細かいことをやりました。教える側の日本代表の選手たち、また日本代表選手からアドバイスをもらった若い選手たちにとってもよかったと思います」と、ホーバス・ヘッドコーチ。  

練習はホーバスHCを中心に行われた   U19女子日本代表でインカレでは拓大の準優勝に貢献した藤田歩も、「日本代表の選手たちは考え方から気持ちもプレーも全てすごい。自分たちはまだまだだなと思いました。今回のキャンプでは基本の動きを正確にやることの難しさを再確認しましたし、自分に足りないところが見つかりました」と、感想を語った。   また、キャンプには藤田が目標とする吉田亜沙美(JX-ENEOS)もおり、「うれしかったですし、吉田さんが話をしてくれたことの一つ一つがためになりました」と、カテゴリーの垣根を越えたキャンプは、選手たちに多くの刺激を与えたようだった。  

拓殖大1年の藤田にとってもいい経験に   (月刊バスケットボール)

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