月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2018.01.14

月バスSet Play of the Week(8)セルティックス

今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。   1月7日(日本時間8日)に、行われたボストン・セルティックス対ブルックリン・ネッツ戦(@バークレー・センター)の3Q終了間際に見せたセルティックス(*スモールラインナップ)のサイドラインインバウンズプレーを解説しよう。   【ラインナップ】 ①カイリー・アービング(PG) ②テリー・ロジアー(SG) ③マーカス・スマート(SF) ④マーカス・モリス(PF) ⑤ダニエル・テイズ(C)  

[A-1] ③がインバウンズで、①・⑤・②・④がファウルライン上に一直線に並ぶ。⑤と④がそれぞれ①と②へダウンスクリーン。このスクリーンは“おとり”になっている。  

[A-2] 同じように、⑤は①へバックスクリーンし、②はそのまま④へダウンスクリーンをかける。④は①からのパスをレシーブして3Pシュートを狙う。  

[A-3](※一部拡大) ②と④の動きだけを一連にすると、④のスクリーンを使うが②はカールして④のディフェンスへとスクリーンをかけている(赤線)。最近、NBAでよく見かけるオフェンス(スクリーン)の仕掛けである。  

  月刊バスケットボール2月号の“NBAセットプレー図鑑”では、ウエスタンカンファレンスで首位争いを演じているミネソタ・ティンバーウルブズのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう!   (月刊バスケットボール)

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