月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2018.01.12

「B.DREAMプロジェクト 2018」開催!(2) プロジェクト参加プレーヤーインタビュー

  B.DREAMプロジェクトが1月11、12日に、BumB東京スポーツ文化館(東京)で行われた。第2日目の12日は、スクリメージが行われたが、その中に月刊バスケットボールで連載している『NBAまねテク』でモデル役を務める荒川颯選手(拓殖大2年)が参加していたので、プロジェクトに参加した感想などを直接聞いてみた。   ――男子日本代表アシスタントコーチのエルマン・フリアン・マンドーレ氏のクリニックはどうでしたか? 「クリニック前から分かっていたことですが、いろいろな選手たちがいる中で自分の力を発揮する難しさを痛感しました。 ドリブルやコーディネーションを取り入れたウォーミングアップは、普段から取り入れていることでした。その中で、少し変化した内容(テニスボールが風船など)だとできないメニューもありました。これは、いつもの練習が“練習のための練習”になっているという反省点があります」   ――ウォーミングアップ後、2対0からスペースをうまく作っていくなど、オフボールの動きなども練習しましたね。 「覚えることが早い選手や遅い選手がいましたが、それでも自分はガードとして周りの選手を動かさなければなりません。そういう部分はとても練習になりました」   ――普段から荒川選手が練習してきたことは、今回生きましたか? 「普段から率先して練習することを心掛けてきたので、そこは生きたと思います」   ――Bリーグは、若い選手の育成・強化ができる機会として、このような場を設けました。それについてはどうですか? 「Bリーグは自分が目指すところであり、まだ到達はしていませんが、その後に世界で戦っていくことができるような選手になりたいと思っています。その過程として、Bリーグは行かなくてはいけない場所ですし、そこで結果が出す必要があります。 昨年のリーグ戦などでのプレーで結果が出せなかったので、自分からこのような良い機会にチャレンジし、次々と上を目指してやっていきたいです」   ――100名の参加者がいる中でのプレーはどうでしたか? 「大学でのプレーは、全員が全員ともBリーグを目指しているわけではありません。でも、ここは100人全員が目指しているところが同じ。その中でプレーできたのは良い経験になりました。 こうやって、『日本のバスケットボール全体のレベルが上がっていくのかな』という感じがしました」   (月刊バスケットボール)

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