月刊バスケットボール5月号

中学(U15)

2018.01.06

【全国ジュニアバスケットボール選手権】Pick Up Player(1月6日)

★野尻愛架 (ガウチョーズバスケットボールアカデミー#5/165㎝/埼玉栄中)   ◎得点源とPGの両方をこなす オールラウンドプレーヤー   昨年に引き続き、連覇を狙うガウチョーズ。野尻は165㎝ながらPGをこなすオールラウンダー。柔らかいシュートタッチと広いコートビジョンが持ち味だ。ゲームで#8高橋(こ)がガードでスタートしたときは、チームの得点源としてアウトサイド、インサイド問わずにシュートを決めてくる。また、「全体的にサイズアップしたい場合はPGで起用」(目コーチ)されることもあるプレーヤーで、野尻が当然チーム浮沈のカギを握ることは間違いない。   「予選リーグ2試合を戦って、今日は個人的には良くありませんでしたが、チームとしては全員が“つながって”ディフェンスできたことは良かったと思います。 ディフェンスされても最後までシュートを決め切って、チームの流れを変えられるようなプレーがしたいです。ディフェンスに寄られても何人も抜いてシュートを決めるのは気持ち良いです。全国ではアウトサイドのシュートが大事になってくるので、3Pシュートはかなり練習してきました。 2試合の中で少しだけPGをやる時間帯はありましたが、コート全体を見ようと心掛けています。PGとしてもしっかりプレーしていきたいと思っています。 目標とするプレーヤーは、吉田亜沙美選手(JX-ENEOS)です。ビデオを見るなどして、プレーをまねして練習していますが、試合ではなかなか…。 優勝というのは大きい目標ですが、今までの厳しい練習を乗り越えてきたので、優勝して『やってきて良かったな』と思えるように、しっかりプレーしていきたいと思います」   と、試合後の野尻。 決勝トーナメントでの活躍にも期待したい。  

  (月刊バスケットボール)

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