月刊バスケットボール5月号

国内

2018.01.04

全日本選手権2018ファイナルラウンド 1/4レポート

男子ベスト4の顔ぶれは 京都・千葉・三河・川崎!   今年度から大会方式が変わった、第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会。そのファイナルラウンドが本日いよいよ開幕し、さいたまスーパーアリーナを舞台に、この日は男子準々決勝の4試合が行われた。   点差が大きく開いたのは、第1試合の兵庫ストークス×京都ハンナリーズと、第3試合の新潟アルビレックスBB×シーホース三河、そして第4試合の琉球ゴールデンキングス×川崎ブレイブサンダースの試合。   兵庫と京都は、レギュラーシーズンでは1勝1敗で星を分け合っていたが、今回は序盤から#3伊藤や#7晴山がアグレッシブに攻め、控えの#33内海も快調に3Pシュートを沈めた京都が95-72で圧倒。   また、新潟×三河の試合は、#54ガードナーが内外角から得点を重ねた新潟が先手を取ったが、三河も#14金丸が前半だけで6本の3Pシュートを沈めて逆転し、96-72で三河が勝利した。   琉球×川崎は、序盤こそ琉球がリードを広げたが、#0藤井や#33長谷川の活躍で川崎が流れを変え、3Qで突き放して81-61で勝利。琉球は、初出場の洗礼を浴びる形となった。  

  一方、熱戦となったのが、第2試合の栃木ブレックス×千葉ジェッツの試合。昨季Bリーグ王者の栃木と、前年大会覇者の千葉が顔を合わせた注目の一戦は、1Qの出だしと3Qの出だしで流れをつかんだ千葉が先行し、それを栃木が追い掛けるという展開が終始続いた。千葉はこの試合、司令塔の#2富樫がケガで欠場したが、代わってスタメン出場となった#11西村が活躍。要所で3Pシュートを決め、千葉に良いリズムをもたらした。対する栃木は、ディフェンスを引き締め、#18鵤や#46生原ら控えメンバーの活躍もあって粘り強く食らい付いたが、終盤イージーシュートのミスやファウルが重なり、追い付くには至らず。千葉が76-71で逃げ切り、準決勝へと駒を進めた。   明日、1月5日(金)は女子準々決勝の4試合が行われ、6日(土)に男女準決勝、7日(日)に男女決勝戦が行われる。   (月刊バスケットボール)

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