月刊バスケットボール5月号

Wリーグ

2017.10.08

Wリーグ・トヨタの大神は「いつもどおりの開幕」

10月7日、第19回Wリーグが開幕した。 開幕は全国6会場、同カード2連戦で行われ、JX-ENEOS、トヨタ自動車、デンソー、富士通の4チームが2連勝を飾った。   その中で、名古屋市の稲永スポーツセンターにてアイシン・エィ・ダブリュを相手に2連勝スタートとなったのはトヨタ自動車。オフに大型補強をして注目の集まるチームだが、さらに、これまで女子バスケット界をけん引してきた#1大神が今シーズン限りでの引退を表明。その大神のラストシーズンには多くのファンが注目しているところだ。   その初戦、大神はいきなり14得点を挙げる活躍。この試合はシュート確率も高く、そのアグレッシブなプレイでチームを盛り立てた。試合後、大神は「シュートが入りましたね。ドナルド・ベックヘッドコーチからは、“10年前のYouTubeを見ているようだったよ”と言われました(笑)」と、笑顔。   また、“最後の開幕戦”について問うと、「いつもどおり。これまで何回も経験してきた開幕戦と同じです。シーズンが始まってしまえば“最後”というのは気にしないですから。周りが思っている以上に、私はいたって普通でした」と、大神自身に特別な思いはなかったようだ。  

トヨタ自動車#1大神     この大神をはじめ、注目の選手やチームが多いWリーグ。JX-ENEOSの10連覇なるのか!? それを阻止するチームが出るのか!? 3月末まで続く激しい争いから目が離せない。   なお、WJBLは、今シーズンよりインターネット放送にて公式戦全試合のLIVE配信を行っている。会場に行って生の迫力あるプレーを見るのが一番ではあるが、会場に行けない人はぜひこのサービスを使って試合をチェックしてみてはいかがだろうか。  

開幕戦では山梨に2連勝のJX-ENEOS       [W-TV]※視聴にはアカウント登録が必要 http://w-tv.jp/   WJBLオフィシャルサイト http://www.wjbl.org/pc_index_html   (月刊バスケットボール)

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