月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2017.10.10

A東京のホーム開幕戦は苦しみながらも新潟を下す!

Bリーグの中でも最も遅いホーム開幕戦となったA東京は、10月9日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で新潟を迎えた。 会場には赤のTシャツを見にまとまった多くのA東京はファンが詰めかけ、会場の約9割はA東京のファンで埋まった。 (入場者数は2,837人)

    試合は序盤から新潟#7五十嵐が好調で小気味良く3Pシュートを沈め、インサイドでも#54ガードナーが柔と剛を使い分けたプレーで主導権を握る。ただ2Qは#24田中の個人技や#6馬場のダンクなどでA東京が盛り返し、33−31とA東京がリードして後半に入る。 後半もお互いに得点を奪い合う中、五十嵐とガードナー、2本のバスケットカウントで新潟が再びリードを獲得。A東京にとっては我慢の展開となったが、流れを変えたのは馬場だった。「手本にしようと大貴さん(田中)のプレーを見て考え過ぎてしまいました。でも『自分のプレーをやればいい』と切り替えました」と3Pシュートを沈めた直後スティールからダンクをたたき込み、会場のボルテージは最高潮に。 その後#3安藤、#53カークも続き、流れは完全にA東京に傾く。 何とか流れを変えたい新潟は、4Qにゾーンディフェンスを仕掛けるものの、逆にA東京にオフェンスリバウンドを立て続けに許してしまい、さらには田中、#31ウィリアムズの外角シュートでさらにリードを広げた。 結局、A東京が78-72で新潟を下し、ホーム開幕戦を白星で飾った。 パビチェビッチヘッドコーチは「タフな試合でしたが、選手たちは最後まで戦ってくれました。ただ今日の勝ちは今日。明日があるので、2連戦の戦いに向け準備をしたいです」と気を引き締めた。   (月刊バスケットボール編集部)

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