月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2017.08.25

【沖縄全中2017】準決勝の見どころ(女子)

大阪・大阪薫英女学院、埼玉・豊野、京都・京都精華学園、福岡・二島がベスト4に名を連ねた女子。準決勝は薫英vs.豊野、京都精華vs.二島という組み合わせとなった。 2連覇を目指す豊野は、昨年の優勝にも大きく貢献した173cm⑰倉持が健在。決勝トーナメント2回戦では41得点をマークするなど、その強さを発揮している。また、④山下、⑤各務といった昨年からのスターターであるガードたちも安定したプレイを見せており、ここまで危なげなく勝ち進んでいる。 対する薫英は、ビッグセンターは不在だが、⑤前田、⑧西村ら3月末のジュニアオールスターで優勝した選手たちがうまさを見せる。そして何より堅いチームディフェンスが特長。倉持をはじめとする豊野の攻撃陣をどう防ぐかに注目だ。  

連覇を目指す豊野   もう一方の二島vs.京都精華は、昨年も準決勝で対戦したカード。昨年は、京都精華が5点差で破っており、二島にとっては因縁の相手でもある。 その二島は、170cmの⑭中園意外は小さい選手が多い中、攻防ともにアグレッシブなプレイで接戦を制して勝ち上がってきたチーム。準決勝でもその持ち味をいかんなく発揮したいところだ。 一方の京都精華は、188cmの留学生⑱セトウ、172cmの④萩田、175cmの⑤柴田と大型布陣。そこに⑯呉本らガード陣も攻撃的なプレイでチームを盛り立てている。 高さの京都精華にスタミナの二島がどう対抗するのかに注目だ。いずれにせよ、ここまで接戦続きだった女子は、この4チームのどのチームにも優勝のチャンスがあることは間違いない。  

二島は昨年のリベンジを果たしたいところ   (月刊バスケットボール編集部)

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