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2016年08月25日

【福井全中2016記者の目】準決勝の見どころ〜男子〜

この日の決勝トーナメント1・2回戦を終え、ベスト4が出そろった福井全中。男子は岩成台(愛知)、西福岡(福岡)、今治南(愛媛)、実践学園(東京)の4チームが、明日の準決勝へと駒を進めた。準決勝の対戦カードとともに、見どころをお伝えする。

 

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■岩成台−西福岡

予選リーグでも戦った両者が、準決勝で再び対戦することに。予選時は72−38とほぼダブルスコアで西福岡が快勝したが、岩成台もその後の決勝トーナメントで強豪を次々と撃破し勢いに乗っている。そう簡単には勝負は決まらないだろう。

 

その岩成台は、得点の大半を稼ぐ⑤横地が絶対的エース。ガーナ人とのハーフで身体能力はずば抜けおり、強いフィジカル、191cmの身長とジャンプ力が可能にする圧倒的な高さが武器だ。決勝トーナメントでも石山戦で44得点、梅丘戦で56得点と、分かっていても止められない圧巻の破壊力を発揮。予選リーグの西福岡戦では途中で少し集中を切らしたようなプレイも見られたが、準決勝ではリベンジに燃え、全力を尽くしてくるだろう。

 

一方、西福岡は、1点差で全中出場を逃した昨年の九州大会からこの1年間、名将・鶴我コーチのもとでしっかりと鍛えられてきたチーム。持ち味は激しいディフェンスで、サイズはないものの確実にリバウンドを押さえ、そこからブレイクにつなげるのがチームスタイルだ。得点源は、切れ味鋭いドライブが光るガードの#14小川。また、インサイドの要となる#5松村(竜)や、シュート力のある#10原田といった2年生たちもチームの鍵を握る好プレイヤーで、相手にとっては的を絞りにくい厄介なチームだ。

 

走り合いになれば西福岡の独壇場だが、24秒をじっくり使う岩成台のスローペースにハマれば、試合は接戦になるだろう。全く対照的なチームなだけに、いかに自分たちのスタイルを貫くかが勝敗を左右しそうだ。

 

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キープ力があり、安心してボールを任せられる西福岡#14小川

 

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■今治南(愛媛)−実践学園(東京)

前年に全国制覇を成し遂げ、関東大会では梅丘に敗れて準優勝だったものの、依然として注目チームに挙げられる実践学園。そんな強敵を相手に、初出場の今治南(四国1位)が挑戦する。

 

今治南は、予選リーグを1勝1敗の得失点で通過し、決勝トーナメントでも9点差、6点差の試合を制して、一気にベスト4まで駆け上がったチーム。接戦にめっぽう強いのは、勝負強さを持つ#4松尾海我と#10松尾河秋兄弟の存在が大きい。国分クラブのミニバス時代から全国にその名を知られたこの兄弟は、大舞台でのキャリアを生かして緊迫した場面でもきっちり仕事を果たす。ディフェンスを翻弄するような全国屈指のテクニックは必見だ。

 

対する実践学園は、大黒柱の#7江原を攻防の軸として、大会2連覇を狙う強豪チーム。江原は、岩成台の#5横地と同様、ジュニアエリートアカデミー(ビッグマンキャンプ)やトップエンデバーにも選出されてきた、世代を代表する注目選手だ。全国制覇した昨年は3年生(現高校1年生)が主力だったため、今年、江原以外はあまり試合経験のない選手たちだが、黙々と体を張ってリングにアタックし、チームを引っ張る活躍を見せている。また、江原以外もキャプテンの#4五島を筆頭に、まんべんなく点を取れるのが実践学園の強みだ。

 

接戦を勝ち上がってきた今治南が勢いそのままに駆け上がるか? それともディフェンディングチャンピオンの実践学園が王者のプライドを見せるか? タイプの異なるエース対決にも注目したい。

 

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大会2連覇を狙う実践学園

 

準決勝は、いずれも福井市体育館で10時ティップオフとなる。

(月刊バスケットボール編集部)

 


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