【中国インターハイ2016記者の目】運命のいたずら?
一昨日、現地時間18時(日本時間22時30分)からの試合を終え、昨日夕方に帰国、そして夜に広島入りするという強行日程に、長時間のフライトに時差。 そのような背景があるため、状態が上がらないのも無理もない。 「疲れは相当あります。飛行機でずっと座っていたし、時差もあって体が重かったです」と水野。 そんな状況下の中で戦った2人の所属チームが延長戦というのは偶然だったのか、必然だったのかーー。 ただエースが不在でも勝負どころで勝ち切れる力が両チームともあり、2人も少なくとも今日よりはいい状態で迎える。 そして彼らはチームの一員として下位回戦は戦えなかったが、その分アジアのレベルを体感することで成長を遂げたことは確かだ。 その成長を証明できるような活躍を、準々決勝以降に期待したい。 偶然と言えば、開志国際の富樫コーチ、福岡第一の井手口コーチの日本体大同級生対決が、明日の準々決勝で実現する。 これまで中学を指導していた富樫コーチの教え子が、福岡第一に進むということは多かったが、現在は同じ土俵で公式戦では初めての対戦になる。 富樫コーチが初の全国で実現した同級生対決も必見だ。
(月刊バスケットボール編集部)