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2016年08月2日

【中国インターハイ2016記者の目】アカツキファイブの母校はいかに?

2回戦からシード校が登場し、さらに白熱するインターハイ。そのインターハイが終われば、4年に1度の祭典、リオデジャネイロ・オリンピックが開催される。

そのオリンピックにはアカツキファイブこと女子の日本代表も3大会ぶりに出場! 12名の選手たちのが日の丸を背負ってプレイする。その選手たちだが、多くが高校時代にインターハイに出場。今年の大会にも母校が出場している選手も少なくない。ここでは、そのアカツキファイブの母校の戦い(2回戦)を振り返ってみよう。

 

【東京成徳大】(アカツキファイブ:吉田亜沙美、間宮佑圭)
vs.安城学園(○89−73)

昨年のウインターカップの再戦となったカード。昨冬は敗れている成徳は、同じ相手に2度は負けないと気合い十分。試合の序盤からリードを奪っていくと、ハードなディエフェンスと攻めては力強いドライブなどで確実に加点。追い上げる安城を振り切り、昨冬のリベンジを果たした。
現在指揮を執るの遠香周平コーチは、吉田、間宮の成徳中時代の恩師。2人とも、遠香コーチのもとで全中優勝を果たしている。
また、天野佳代子アシスタントコーチは(元日立ハイテク)、間宮の一つ上の先輩で、2004年の東京全中ではエースとして活躍し優勝。間宮とインサイドでコンビを組んだ選手でもある。その成徳は、3回戦では、いなべ総合と対戦する。

 

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タフなプレイを見せる東京成徳大

 

【桜花学園】(アカツキファイブ:髙田真希、渡嘉敷来夢、三好南穂)

vs.岡豊(○113−39)

シード校のため、今日の2回戦が初戦となった桜花は、出だしから相手を圧倒。キャプテンの#4馬瓜がインサイドで連続得点を挙げると、#6赤木のドライブや#7粟津のリバウンドシュートなどで加点。バックアップメンバーも活躍し、幸先良いスタートを切った。
アカツキファイブで卒業生は髙田、渡嘉敷、三好の3人。髙田が3年生のときは、渡嘉敷が1年生で、当時、佐賀で行われたインターハイでは髙田と渡嘉敷というインサイドコンビが他を寄せ付けず。決勝は岐阜女との東海対決を制して優勝している。また、渡嘉敷が3年生のときに1年生だった三好は、今と変わらず、高校時代からそのシュート力には定評のある選手だった。

好発進を切った桜花は、3回戦で関東覇者・八雲学園とベスト8を懸けて戦う。

 

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5連覇を狙う前回覇者の桜花学園

 

【札幌山の手】(アカツキファイブ:本川紗奈生、町田瑠唯、長岡萌映子)

vs.韮崎(○120−65)

山の手も桜花同様に2回戦が初戦であったが、出だしから188cmセンターの#4栗林を中心に、インサイド、アウトサイドとバランス良く得点を挙げる。2Q以降も激しいディフェンスで相手の得点を封じ込め、終わってみれば大勝。特にシューターの#6池田は3Pシュート9本を沈めてチームに勢いをもたらしていた。

山の手からは、本川、町田、長岡の3名がオリンピックメンバーに選出。高校時代は、本川、町田が3年、長岡が2年のときにチーム初となる全国優勝を達成しただけでなく、その年は“3冠獲得”(インターハイ、国体、ウインターカップ優勝)を達成。本川と町田が卒業した翌年も、最上級生となった長岡が大活躍を見せて国体、ウインターカップと2大会で頂点に立っている。
本日の2回戦では120点と大量得点を挙げた山の手。明日は、関東屈指の強豪校・昭和学院と対戦する。

 

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得点力のある札幌山の手

 

【大阪薫英女学院】(アカツキファイブ:栗原三佳)

vs.山形商(○78−50)

スターターの平均身長は173.8という高さを誇る薫英は、伝統校の山形商と対戦。それでも試合では、薫英がスタートダッシュに成功し、序盤で一気にリードを広げた。その後、落ち着きを取り戻した山形商がじりじりと得点を奪うが、それにも慌てることなく、高さを生かした攻撃で試合を優位に進めると、一度もリードを許すことなく勝利した。

薫英高出身のアカツキファイブ選手は栗原。その栗原は、1年生の頃から主力として活躍。いまやアカツキファイブのシューターとしてのイメージが強いが、当時はガードもこなすなど、マルチは働きが光っていた。名将・故長渡俊一氏からの教えは今の栗原の基礎を作っており、現在は、長渡氏から受け継いだ安藤香織コーチがチームを率いている。明日の3回戦の相手は福井の足羽だ。

 

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キャプテン金田を中心にまとまりを見せる大阪薫英女学院

 

【岐阜女】(アカツキファイブ:王新朝喜)
vs.神戸龍谷(○111−57)

昨冬のウインターカップ覇者である岐阜女は、昨日の1回戦同様に2回戦でも1Qから相手に付け入る隙を与えず。インサイドの#7ファトーのリング下のシュートやアウトサイド陣の外角シュート、また足を使った速い攻めなど、多彩な攻撃から得点を奪い、大差を付けて勝利した。
アカツキファイブでは王が卒業生。素人同然で岐阜女に入学した王だが、安江満夫コーチの指導により、メキメキと力を付け、3年生のインターハイではチーム初となるベスト4入りに貢献。大学でも活躍し、三菱電機に入団すると2013年には帰化の手続きが終了。日本人として、日の丸を付けている。189cmの高さを存分に発揮したシュートやフックシュートが必見の選手だ。

明日の岐阜女は、聖カタリナ学園とベスト8入りを懸けて争う。

 

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昨冬に続いての日本一を目指す岐阜女

 

(月刊バスケットボール編集部)


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