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2016年07月31日

【中国インターハイ2016記者の目】群雄割拠の夏

群雄割拠の夏ーー。
本誌9月号・中国インターハイ展望企画のメインタイトルをこう名付けたが、男女1回戦が行われた大会初日から、そのタイトルにふさわしい試合が繰り広げられた。
特に男子は昨年の明成のような大本命も、桜丘や土浦日本大のような下級生から経験のあるチームはいない。
これまでの実績は重要視されず、その日の調子や40分間の中でのアジャスト力、そして勢いに乗れるかが勝敗を大きく左右する。

福岡大附大濠vs桐光学園、土浦日本大vs岡山工の試合はまさにそんな試合だった。
大濠はターンオーバーとファウルトラブルに陥り、1Qで9−30と桐光の勢いを止められず、その後もアジャストできないまま敗退。
土浦も前半こそ我慢をしながらリードしたが、“ここから突き放せるか”と思われた後半早々にミスから得点を許し、リバウンドも取れず3Qで13−30と大きく水をあけられた。
2つの伝統校は、相手のチャレンジャー精神から生まれた勢いに対して受け身に回ってしまい、まだ未完成チームが多い夏に勝ち上がっていくために必要な修正力を発揮できなかったように見受けられた。

大濠も土浦もU-18日本代表選手を輩出し、完璧なメンバーではなかった。
ただ5月中旬に大会の日程変更があってから約2か月以上の準備期間があっただけに、それだけが敗因とは言い切れないだろう。
それだけに伝統校を凌駕する強さを初戦で見せた桐光、岡山工の選手たちには拍手を送りたい。
そしてこれは群雄割拠の夏の序章となるはずだ。

ドライブや速攻を軸に32得点を挙げた岡山工業④伊藤

(月刊バスケットボール編集部)


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