月刊バスケットボール5月号

リオデジャネイロ・オリンピック世界最終予選に向け、男子日本代表が始動!

3月7日、8日に平成28年度男子日本代表の第1次合宿が実施され、西村文男(千葉)、渡邊雄太(ジョージ・ワシントン大2年)、八村塁(明成高3年)を除く26名が参加した。 NBL、TKbリーグのシーズン中とあって、激しいトレーニングは行わなかったものの、7月4日から10日まで開催されるリオデジャネイロ・オリンピック世界最終予選まで時間がないこと、2年後Bリーグのシーズン中に開催されるワールドカップ予選を見据え、今回はシーズン中に合宿を組んだ。 長谷川健志ヘッドコーチは「この合宿のメインは、今年の日本代表としての考え方やチームの作り方を説明すること。特にNBL、TKbjリーグのシーズンが長いので、世界最終予選に向けた準備の時間があまり取れません。これからもシーズンは続きますが、ヨーロッパの強豪とやるんだという気持ちを念頭に置いてプレイしてもらいたい」と選手たちの奮起を促した。 また帰化申請が通り、日本代表初選出となったファイ パプ月瑠(新潟)は「自分が入ることでチームが良くなると感じています。いい選手もいるので、もう一つステップを上がることができれば日本でのバスケットの人気も出ると思います」とコメントした。 2006年に日本で開催された世界選手権を除き、FIBA主催の試合でアジア以外のチームと対戦するのは、1998年の世界選手権以来18年ぶり。今後も数回の国内合宿やヨーロッパ遠征も予定されており、短い期間でチームを作り上げていく。   男子日本代表メンバー表(日本バスケットボール協会より)   (月刊バスケットボール編集部)

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