月刊バスケットボール5月号

各地で高校新人戦開催。2016年の戦いはすでにスタート!

ウインターカップの熱が冷めやらぬ中、新年に入り各地で高校新人大会がスタートしている。 来年度も上位進出が期待されるチームが、新人戦でも好成績を収めている一方で秋田では能代工が敗れるなど、波乱も起きている地域も。 それでも新人戦はどのチームも手探りが続いている状態。夏までにチームを仕上げ、どのチームがインターハイの決戦の地・広島に顔を揃えるのか大いに楽しみだ。

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京都男子の洛南vs東山の注目の一戦は、東山に軍配が挙がった。#4岡田侑大、#8藤澤尚之を中心に序盤から走り、94-64で大勝。ゴール下に#9パトリックがいることが大きいが、パトリックに頼らない攻撃で、得点を積み上げた。それでもウインターカップ予選で洛南に敗退したこともあり、「『今年は洛南に負けない』ということが目標なので、満足していません」と岡田は気を引き締めしている。  

北信越男子の頂点に輝いたのは帝京長岡。インサイドの#13ティレラ、#14ディアベイトと2人のタヒロウを軸にした攻撃と、強固なディフェンスでロースコアゲームを制した。だが、北陸や北陸学院と侮れないチームが多く、レベルの高いブロックの1つになりそうだ。 女子は創部3年目を迎える開志国際が優勝。ここまで全国ではベスト16の壁を越えられていないが、勝負の今年は一気に全国制覇を狙う。   ★2月25日発売の月刊バスケットボール4月号では、高校生ブレイク先取り企画として、2016年の高校界の主役となる選手たちを紹介。お楽しみに!★ (月刊バスケットボール編集部)

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