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今日はホームゲームの開幕の日だ。残念ながら引き続き私は試合には参加できないのだが、ド レスアップしてベンチには入らなければならない。一抹の寂しさはぬぐえないけど、ちょっと 観客に近いような立場でホームゲームを観戦できることに少しウキウキしてしまう。
日本ならまず許されないだろうが、私とマリースはヒールの音を鳴らしながらパンプスでコー トに入りベンチに座った。試合前のセレモニーは、期待通り、超、ちょードハデ!!花火は何 発揚がったかなあ。
怒号にも似た観客のどよめきをつんざくようにベース音の効いた音楽が床を揺らし、パンプス のヒールの先から下腹の辺りへと立ち昇ってくる。
選手紹介が始まる。暗闇にモニターが浮かび上がり、その中で燃えるような真紅の水星(マー キュリー)がすごいスピードで宇宙空間を駆け巡る。何度見ても、何度聞いても、何度体験し ても、爪先から震えが来るような嬉しさを感じる。この映像をコートの上に立って見れること に。スポットライトを浴びたチームメイトをコート上に送り出せることに。
チームメイトの顔 はみな一様に、興奮に歪んでいるようだ。そりゃこれだけのセレモニーをされちゃったら誰だ って気負うよなあ、と思い、隣りにいたミシェル・グリフィスに「Are you read y?」と聞いてみた所「I don’t know!!」との答え。さもありなん。
試合は案の定、出だしはみんなガチガチだった。相手のLAスパークスはリサ・レスリーを始 め、個人の1対1の能力がとっても高いチーム。が、中盤に差し掛かり、ミシェル・テイムズ を中心としたうちのデイフェンスが粘りを発揮しだし、LAから何度も30秒オーバータイム を誘う。ベンチのメンバーもみな生き生きとしてプレーし、まず危なげなく2勝目を上げた。 試合に直接参加していない私は、一歩引いた見方ができて、とても勉強になった。
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