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ウエスト1位
スパーズ[4-2]キングス
ウエスト8位
122 Game1:4月22日
@サンアントニオ
88
 これが王者と思わせるくらい、スパーズはキングスを圧倒した。トニー・パーカーが25点を記録し、キングスのディフェンスを粉砕する原動力となったスパーズは、2Qで41点マーク。ハーフタイムで34点差をつけ、あっさりと勝負を決めたのである。ティム・ダンカンの出場時間が24分で済むほどの大勝で、7人が2ケタ得点を記録した。キングスにとっては、34点差での敗戦はプレイオフにおける最大得点差だった。

128 Game2:4月25日
@サンアントニオ
119
 4Q残り4秒、ブレント・バリーの3Pシュートで追いついたスパーズで、延長でキングスを振り切った。キングスはロン・アーテストを出場停止で欠きながらも、ボンジ・ウェルズとケビン・マーティンの2人で54点と奮闘。さらに、シャリーフ・アブドゥル=ラヒムも27点とインサイドの得点源となり、スパーズを苦しめた。
 残り14秒にマーティンがフリースローを決めて109対106とした時点で、よほどのことない限り延長はないと思われた。しかし、マヌ・ジノビリが左ウイングからドライブすると、右コーナーでフリーになったバリーにパス。バリーは躊躇なく3Pシュートを放つと、ボールが2度リムを弾きながらもネットを通過。試合はそのまま延長へ突入した。
 延長に入ると、ジノビリが3Pプレイとなるレイアップやスティールを決めるなど大活躍。キングスは延長でウェルズがファウルアウトしたことと、マイク・ビビーが16本中3本成功とブラッド・ミラーが7点という不振が、敵地で勝つチャンスを逃す要因となった。

93 Game3:4月28日
@サクラメント
94
 ケビン・マーティンがブザービーターのレイアップを決めたことで、キングスがシリーズ初勝利を飾った。ゲーム2で出場停止となったロン・アーテストが復帰して22点、マイク・ビビーも25点と活躍したことで、キングスは2Qから試合の主導権を握り、3Q6分58秒で14点のリードを奪った。
 王者スパーズがこのまま引き下がるわけがなく、3Q中盤から反撃を開始し、4Q序盤にベノ・ウードリーの3Pシュートで72対70と逆転に成功。その後は土壇場まで一進一退の攻防が続いた。キングス2点リードで迎えた残り41秒、マイケル・フィンリーの3Pシュートでリードを奪うと、残り27秒でロン・アーテストがターンオーバーを犯したことで、スパーズの3連勝に大きく前進したかに思われた。 ところが、次のオフェンスでジノビリが残り4秒でビビーにスティールされると、ボールをもらったマーティンがドライブからレイアップ。試合終了のブザーが鳴った瞬間、ボールが一度リムを弾きながらもネットを通過するというシュートで、キングスが劇的な勝利を手にした。

93 Game4:4月30日
@サクラメント
94
 ボンジ・ウェルズが25点、17リバウンドと、攻防両面での大活躍によって、キングスがスパーズに大勝した。
 ケビン・マーティンの劇的なブザービーターで勝ったキングスは、その勢いをゲーム4でも維持する。ウェルズを筆頭に、ロン・アーテスト、ブラッド・ミラー、マイク・ビビー、マーティンが14点以上を記録するなど、バランスの取れたオフェンスでスパーズの強力ディフェンスを粉砕。スパーズはトニー・パーカーが22点、ティム・ダンカンが17点を記録するも、マヌ・ジノビリが3点に終わったことは大誤算。ゲーム3の土壇場で犯したターンオーバーが、この試合に影響しているのが明らかなくらい、プレイに精彩がなかった。
 1回戦が5ゲーム制だった2003年以前を含め、第8シードのチームがシリーズを2勝2敗のタイにしたのは、キングスで8チーム目。過去に94年のナゲッツと99年のニックスが、第8シードでシリーズを勝った例があるも、7ゲーム制以降は大波乱が起こったことはない。

109 Game5:5月2日
@サンアントニオ
98
 敵地の2試合で精彩を欠いたマヌ・ジノビリが、4Qの13点を含む27点を記録。4Qでのキングスの反撃を振り切ったスパーズが、1回戦突破にあと1勝とした。
 キングスはこのシリーズ絶好調のボンジ・ウェルズが、この試合でも38点と大暴れ。ロン・アーテストも24点と、フィジカルなスイングマンコンビが、スパーズを苦しめる。3Qの9連続得点で逆転され、4Qには一時14点のビハインドとなるも、キングスは粘りを発揮。3分36秒、ウェルズのシュートによって95対95の同点に追いつく。
 しかし、王者はここからジノビリが得意のドライブから、2連続レイアップを決めて4点差。残り1分20秒間は、ディフェンスの頑張りでキングスに得点を許さず、そのまま逃げ切った。

105 Game6:5月5日
@サクラメント
83
 7点リードで迎えた3Q序盤で、18−1という猛攻で試合をコントロールしたスパーズが、大勝でシリーズに決着をつけた。特にトニー・パーカーがキングスのディフェンスを切り崩し、プレイオフ自己最高となる31点とチームを牽引。ブルース・ボウエンが4本の3Pシュートを決めるなど、16点と攻防両面で勝利に貢献していた。
 一方のキングスは、ロン・アーテストが前半で足首を捻挫し、持ち味のディフェンスが発揮できなかったことは誤算。 マイク・ビビーが19点、ボンジ・ウェルズが17点、11リバウンドと奮闘するも、6人が2ケタ得点を記録したスパーズ相手には不十分だった。また、ターンオーバーが20本と、ミスの多さも敗因となった。


※日程はすべて現地アメリカの日付けです。
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