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ウエスト1位
スパーズ[3-4]マーベリックス
ウエスト4位
87 Game1:5月7日
@サンアントニオ
85
 ティム・ダンカンが31点、13リバウンドとインサイドを支配し、ダーク・ノビツキーを20点に限定させたスパーズが、接戦をモノにした。シリーズ開始前の予想どおり、試合は一進一退の攻防が続き、マーベリックスの8点が最大得点差だった。しかし、ディフェンス力の差が4Qに出て、スパーズはマーベリックスを13点に抑え、ノビツキーに2点しか許さない。84対84の同点という場面で、スパーズはブルース。ボウエンの3Pシュートで勝ち越し。
 マーベリックスは土壇場で追いつくチャンスを手にするも、スパーズがノビツキーにパスすることを強いられる。マヌ・ジノビリにスティールされかけたパスを受けたジェリー・スタックハウスは、2Pでなく無理な3Pシュートを放つもミス。この試合で24点と活躍するも、チームを勝利に導くことはできなかった。スパーズはダンカンだけでなく、マヌ・ジノビリとトニー・パーカーのガード陣で34点と、活躍すべきプレイヤーが仕事をしていた。

91 Game2:5月9日
@サンアントニオ
113
 デビン・ハリス先発というエイブリー・ジョンソンコーチの策が的中し、マーベリックスが敵地で貴重な勝利を手にした。
 ハリスが得意とするペネトレイトで、マーベリックスは試合のテンポを上げることに成功。スパーズのディフェンスを切り裂き、みずからレイアップを決めるだけでなく、シュート力のあるチームメイトへの得点機会をクリエイト。試合開始から決めた9本シュートのうち、7本がペネトレイトからのもの。2Qに15−3とチャージで主導権を握り、20点以上の差をつけていた。
 ハリスは21点、ジョッシュ・ハワードが27点と、エースのダーク・ノビツキーを見事にサポート。一方のスパーズは、ティム・ダンカンが28点を記録するも、マヌ・ジノビリが13点と元気なし。トニー・パーカーもアシスト1本に対しターンオーバーが4本と、出来がいまひとつだった。

103 Game3:5月13日
@ダラス
104
 残り7・9秒でダーク・ノビツキーがオフェンス・リバウンドからファウルを奪い、この試合27点目となるフリースローを決めたマーベリックスが、1点差でスパーズを振り切った。試合はマーベリックスのペースで進み、2Qで13点のリードを奪う。しかし、ハーフタイム直前に8連続得点を記録すると、マーベリックスがリードしながらも、スパーズがしぶとく食らいつく展開が続く。
 4Q中盤、この試合35点のティム・ダンカンの3Pプレイとブルース・ボウエンのダンクで、スパーズは逆転。その後は、土壇場まで勝負のわからないシーソーゲームとなる。この試合で先発を外れたマヌ・ジノビリが、残り51秒にレイアップ、21秒に難しい体勢からジャンパーを決め、スパーズにリードをもたらす。しかし、ノビツキーのフリースローでリードを許した直後のオフェンスで、ロバート・オーリーからのハンドオフがうまく決まらず、ボールがひざに当たってターンオーバー。このミスが致命傷となり、マーベリックスが2勝目を手にした。

118 Game4:5月15日
@ダラス
123
 ジェイソン・テリーが32点、デビン・ハリスが18点、ジェリー・スタックハウスが26点と、ガード陣の活躍によって、マーベリックスが王手をかけた。ゲーム4では試合開始から最後まで2ケタ得点差がなく、正にがっぷり四つと言える展開。3Q中盤でスパーズが5点リードしたかと思えば、約2分後に同点。4Q10分32秒にマーベリックスが8点差をつけても、約2分後にスパーズが追いつくという試合だった。
 スパーズは残り48秒で3点リードを奪うが、10秒後にテリーのフリースローで1点差にされると、タイムアウト直後にまさかのターンオーバー。残り23秒、ダーク・ノビツキーのミスショットのリバウンドをハリスが奪うと、パスをもらったテリーがジャンプシュートを決め、109対108と逆転に成功する。しかし、簡単には勝負が決まらず、スパーズは直後のオフェンスで、マイケル・フィンリーが3Pシュートを決めて再逆転すると、残り8秒にノビツキーがファウルをもらい、フリースローを着実に決めて同点。そのまま延長へともつれ込む。
 延長に入ると、マーベリックスがエリック・ダンピアーのティップインとデビン・ハリスのレイアップで先にリードを奪う。スパーズはブルース・ボウエンの3Pシュートで、残り2分2秒で1点差にするも、テリーとハリスが立て続けにビッグショットを決める。そして、残り38秒にテリーがダンカンのブロックをかわしてのシュートを決めて、5点差とした時点で勝負あり。マーベリックスが壮絶な点取り合戦を制し、王者をついに追い詰めた。

98 Game5:5月17日
@サンアントニオ
97
 敵地での接戦で連敗していたスパーズが、ホームで2勝目を手にした。エースのティム・ダンカンは、試合開始から12本連続でシュートを決めるなど、36点とチームを牽引。トニー・パーカーも27点、マヌ・ジノビリが18点と、活躍すべきプレイヤーが得点面では仕事をしていた。
 しかし、選手層の厚さが持ち味のマーベリックスは、ダーク・ノビツキーの31点を筆頭に、5人が2ケタ得点を記録。FG成功率も50・6%と、試合の大半で堅実なオフェンスを展開し、スパーズになかなか主導権を握らせなかった。試合は土壇場まで勝負の行方がわからない状況だったが、決め手はスパーズのディフェンスだった。
 ジノビリが1分59秒と1分7秒にスティールを決め、1点リードした残り6秒には、ブルース・ボウエンがノビツキーのシュートをブロックしてジャンプボールに持ち込む。マーベリックスは残り2秒から逆転のラストチャンスをつかむも、テリーのショットはエアボールとなり、そのリバウンドをノビツキーが手リップするもミス。最後の2分38秒間、マーベリックスに1点も許さなかったことが要因となり、スパーズが接戦をモノにした。

91 Game6:5月19日
@ダラス
86
 4Q2分45秒、マイケル・フィンリーの3Pシュートで勝ち越したスパーズが競り勝ち、ゲーム7に持ち込むことに成功した。
 シリーズを通じて続く一進一退の攻防はゲーム6でも続き、最大得点差がマーベリックスの8点。3Q序盤での8点差をわずか1分半の間で49対49とスパーズが追いつくと、その後同点になること8回という激戦になった。
 デビン・ハリスのフリースローで82対82とされた直後、フィンリーが均衡を破る3Pシュートを右コーナーから決める。マーベリックスは残り17秒にダーク・ノビツキーのレイアップで1点差とし、シリーズの勝利を決めるチャンスを残していた。しかし、マヌ・ジノビリがフリースローを決めて3点差とされた直後のオフェンスで、残り6秒でノビツキーが放った3Pシュートはエアボール。1秒後、トニー・パーカーがフリースローを着実に決め、5点差としたスパーズが逃げ切った。
 均衡を破る3Pシュートを決めたフィンリーは、16点を記録。30点のジノビリと24点のダンカンを見事にサポート。一方のマーベリックスは、ノビツキーが26点、21リバウンドと奮闘するも、出場停止となったジェイソン・テリーの穴は大きく、ハリスとジェリー・スタックハウスで17点では、スパーズを倒すには不十分だった。

111 Game7:5月22日
@サンアントニオ
119
 マーベリックスが敵地で、スパーズの2連覇を阻んだ。前半は完全なマーベリックスのペースで進み、出場停止から復帰したジェイソン・テリーが17点をマーク。チーム全体で試合開始から19本中17本のシュートを決めるなど、前半のFG成功率が69%。2Q3分15秒、ダーク・ノビツキーが3Pプレイとなるレイアップを決めたとき、58対38と完全に試合を支配していた。
 しかし、スパーズは後半になってようやく反撃をスタート。41点をティム・ダンカンは、エリック・ダンピアーとキース・バンホーンをファウルアウトにさせるなど、インサイドを完全に支配する。3Q4分26秒にダンカンの3Pプレイで4点差にしたあと、一度10点差とされる。しかし、ダンカンを軸に粘り強くオフェンスを展開したスパーズは、4Qに再び差を詰め、残り1分8秒で101対101の同点に追いつく。そして、残り32秒には、ダンカンのアシストからマヌ・ジノビリが3Pシュートを決め、スパーズがついに逆転に成功する。 マーベリックスは窮地に追い込まれたかに思えたが、残り23秒にノビツキーがドライブからレイアップ。これがジノビリのファウルを誘い、3Pプレイで104対104の同点。スパーズのラストチャンスを何とか抑えることに成功すると、マーベリックスは延長で息を吹き返したように試合をコントロール。ジェリー・スタックハウスが難しいジャンプシュートを2本決めると、終盤でテリーが4本のフリースローを成功させ、勝利を決定づけた。
 ノビツキーは37点、15リバウンドとリーダーとしてチームを牽引。敵地でのゲーム7を延長で制したのは、2003年のレイカーズ以来(対キングス)史上2度目のことだった。


※日程はすべて現地アメリカの日付けです。
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