
イースト1位 |
ピストンズ[2-4]ヒート |

イースト2位 |
| 86 |
Game1:5月23日
@デトロイト |
91 |
1Qで75%を記録するなど、試合を通じてシュートを決めたヒートが、ピストンズからホームコート・アドバンテージを奪うことに成功した。試合開始早々、ヒートはシャキール・オニールのレイアップをきっかけに、11連続得点で主導権を握る。8分26秒、ベン・ウォーレスのダンクでようやく初得点を記録するも、ドウェイン・ウェイドが6本すべて成功させるなど着実にシュートを決め続けたことで、ピストンズは追いかける展開を強いられる。
8点ビハインドで迎えた2Q、モーリス・エバンスがダンク、リンジー・ハンターがレイアップを決めるなど、ベンチの奮闘で反撃開始。チャウンシー・ビラップスが3Pシュートとポストアップからのシュートを立て続けに決めると、6分6秒で36対37とする。さらに、オニールとウェイドが3ファウルとなったことで、逆転するチャンスを迎えたかに思われた。しかし、ここからヒートはベテランがステップアップ。アロンゾ・モーニングのフックショット、ゲイリー・ペイトンがドライブからレイアップを決めるなど、7連続得点でリードを維持する。
3Q序盤でヒートに8点リードされたピストンズは、ラシード・ウォーレスとテイショーン・プリンスの連続3Pシュートなど、10−2のチャージで54対54の同点に追いつく。その直後、ウェイドが4つ目となるオフェンス・ファウルを取られてベンチに下がると、ビラップスのレイアップで逆転に成功。4分19秒には60対55とリードした。
ところが、ペイトンのジャンパーでピストンズの勢いを止めると、アントワン・ウォーカーとジェームス・ポージーの連続3Pシュートでヒートが63対60と逆転。ウェイド不在の状態ながらも、ヒートは3Q終盤から4Qにかけて15−3というチャージを見せ、8点のリードを奪う。
ピストンズはキャブスとのシリーズにおける疲労が残っているせいか、ジャンプシュートがことごとく外れ、この試合での成功率はわずか37・8%。ヒートは7分12秒にモーニングのダンクで点差を2ケタに乗せると、そのまま危なげなく逃げ切った。
ウェイドはファウルトラブルになりながらも、11本中9本のシュートを決めて25点をマーク。ウェイドが下がっている間にペイトンが14点を稼いだことも、ヒートの勝因となった。
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Game2:5月25日
@デトロイト |
88 |
ヒートの猛追をかわしたピストンズが、シリーズをタイとした。ホームでの連敗を避けたいピストンズは、ゲーム1と対照的に開始早々から猛攻をしかけ、13連続得点で18対6とリードを奪う。
前半のヒートは、シャキール・オニールのパワープレイとドライブから得点を奪うも、ジャンプシュートがことごとく決まらない。それでも、インサイドで我慢強く得点を重ねると、2Q1分40秒ジェイソン・ウィリアムスの3Pシュートで、37対41まで差を詰める。しかし、ベン・ウォーレスが9点目となるダンクを決めて6点差にすると、前半で20点のリチャード・ハミルトンが速攻からのレイアップと3Pシュートを立て続けに成功。7連続得点によって、ピストンズは11点リードでハーフタイムを迎える。
3Q序盤、前半無得点だったチャウンシー・ビラップスの3Pシュートなど、ピストンズが9−2のチャージ。7分53秒でこの試合最大となる18点のリードを奪う。ピストンズはその後も2ケタ得点差を維持するも、4Qから状況が一変。6分半の間に13−5としたヒートは、69対75まで差を詰める。
その後、この試合24点、11リバウンドを記録したテイショーン・プリンスのレイアップと、ラシード・ウォーレスの3Pシュートなどで、ピストンズは2分1秒で83対71とし、勝利を決定的にしたかに思われた。ところが、ここから不必要なファウルとターンオーバーの連発したため、土壇場でヒートの猛反撃に見舞われる。
残り9・9秒、オフェンス・リバウンドを奪った後、ターンしながらの3Pシュートをドウェイン・ウェイドが決めたとき、スコアは90対92となった。9・2秒でビラップスがフリースローを2本決めたことで逃げ切ったが、ピストンズにとっては後味の悪い勝利だった。ヒートにとっては、3Qの8ターンオーバーで点差をつけられたことが致命傷だった。
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| 83 |
Game3:5月27日
@マイアミ |
98 |
シャキール・オニールとドウェイン・ウェイドの2人で、75%のFG成功率を記録したヒートが快勝。シリーズ2勝目を手にした。1Qこそ接戦だったが、フリースローを7本外すなど、ピストンズは2Qで13点とオフェンスの不調に陥る。そのスキを突いたヒートは、序盤にアントワン・ウォーカーのレイアップとフックショットなどで8点リード。そのまま主導権を握ったヒートは、3Qで点差を2ケタに乗せる。
ピストンズは4Q開始早々、キャブスのシリーズから不振だったチャウンシー・ビラップスが2本の3Pシュートを成功。怒涛の11連続得点で71対72まで追い上げる。その後、逆転のチャンスをつかんだが、アントニオ・マクダイスのダンクをウェイドがブロック。その直後、ウェイドはドライブから3Pプレイを決めたのをきっかけに、ヒートが9−2とチャージをかけ、4分54秒に81対73とした時点で、ピストンズに反撃する余力は残っていなかった。
ウェイドが35点、オニールが27点とオフェンスを牽引したのに加え、シュートスランプに陥っていたユドニス・ハスレムが、10点を記録して勝利に貢献。ピストンズはビラップスが31点と不振から脱出するも、ラシード・ウォーレスが11点、テイショーン・プリンスが3点と、フォワード陣の不調。また、ヒートに58%のFG成功率を許したことも敗因となった。
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Game4:5月29日
@マイアミ |
89 |
4Qで突き放したヒートが、シリーズに王手をかけた。ヒートは前半からオフェンスのリズムの悪いピストンズからリードを奪い、2Q終盤で14点差をつけた。チャウンシー・ビラップスとラシード・ウォーレスが3ファウルになりながらも、ピストンズはハーフタイム直前に6連続得点。さらに、後半にビラップスの連続ジャンパーで同点に追いつくと、R・ウォーレスの3Pシュートで、5分6秒で57対53と逆転に成功する。
ピストンズは2−3のゾーン・ディフェンスでヒートのオフェンスをスローダウンさせ、逆転後もさらに点差を広げるチャンスがあった。しかし、4点リードしたあとに迎えた3度オフェンスは、いずれも3Pシュートを失敗。さらに、デイル・デイビスがフリースローを2本ともミスすると、流れはヒートへ逆戻り。
3Q終了間際には、ビラップスがドウェイン・ウェイドに不必要なファウルを犯し、フリースローで62対60と再びリードを許す。4Qになると、ウェイドの独壇場となり、ドライブから3Pプレイとなるアクロバティックなレイアップを決めたり、24秒バイオレーション寸前にジャンパーを入れるなど、o11本中8本のFG成功で31点をマーク。シャキール・オニールもピストンズのビッグマンたちをことごとくファウルトラブルにするなど、21点と勝利に大きく貢献。ピストンズはFG成功率が39%と、オフェンスがまたしても沈黙した。
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Game5:5月31日
@デトロイト |
78 |
1勝3敗とあとがなくなったピストンズ、背水の陣で臨んだゲーム5は正にアリーナが一体となって勝利した。レギュラーシーズンでのホーム成績は37勝4敗。これはダテじゃなかった。ホームの大声援を受けたピストンズは、ディフェンスで優位に立ちロースコアの展開に持ち込む。ハーフタイムの時点では、ピストンズの47対43とわずか4点差だったが、明らかにピストンズ・ペースで試合は進んでいった。73対65で迎えた4Q、ピストンズは試合をしめにかかる。チーム全体でタフなディフェンスを展開し、なんと4Qヒートをわずか13得点に抑えたのだ。ピストンズはというと、SFテイショーン・プリンスが勝利したゲーム2のようにブレイクしていた。この試合29得点をあげたプリンスは4Qでも要所で得点。特に大きかったのは、残り4:28、79対76で決めた3Pシュート。その直前、リチャード・ハミルトンのジャンプシュートは、シャキール・オニールによってブロックされたのだが、このボールがウイングにいたプリンスに渡ってしまった。3Pライン上にいたプリンスは、すかさず決めて82対76とし、ヒートの息の根を止めた。
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| 78 |
Game6:6月2日
@マイアミ |
95 |
ゲーム5に敗れて3勝2敗。もしゲーム6を落としたら敵地で最終戦を迎えることとなり、昨シーズンの悪夢が再び起こるのかと思われたが、そんなウェイドは断言した。「ゲーム6へのプレッシャーはない」。ホームのヒートは、正にイースト・チャンピオンといえるだけの強さを見せた。
1Qから、ヒートは10本連続でシュートを決めて25対20と5点リードを作る。2Qピストンズは、ラシード・ウォーレスの3Pシュートをきっかけにヒート2得点の間に9得点をあげて差を縮めるが、その後得点できず。ハーフタイムまでにヒートが得点を重ねて、47対36と11点のリードを作る。そして、3Qさらにヒートがリードを広げる。ここでほぼ勝負は決まった。なんとピストンズのFG成功率は33.3%。さらにリバウンドでもヒートの48本に対して、ピストンズは39本となす術がなかった。
ヒートをチーム史上初のチャンピオンに導いたシャックは、「本当に終わったときにしか祝う気はない。祝いたいの気持ちはほんの少ししかない。ヤツらにも言った。『まだ仕事は終わっちゃいない』とね」。
この言葉どおり、リング獲得なるのか。イーストのチャンピオンとして、ヒートは初のNBAファイナルに臨む。
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