初進出対決となったマイアミ・ヒート対ダラス・マーベリックスのNBAファイナル。初戦は、マーベリックスのホーム、アメリカン・エアラインズ・センターで行われた。
初進出とあって、会場内は試合開始前から大盛り上がり。そんな中ティップオフは、デサガナ・ジョップ(マーベリックス)が声援に後押しされてボールを奪った。11分40秒にマブスはファースト・オフェンスで、エイドリアン・グリフィンがシュート成功。これでうまく試合に入ることができたと思われた。
ところが、このあとにダーク・ノビツキーは4本連続でシュートミス。1Q残り4分23秒に初めてフィールドゴールを決めた。変わって1Qからうまく試合に入れたヒートは、1Qに31点獲得(FG成功率70%をマーク)し、2Qに入る(マーベリックスは成功率33.3%で23点)。
すると2Qはまったく逆の展開に。このクォーターずっと出ずっぱりだったマブスのジェイソン・テリーは、9分32秒に最初のシュートを決めると、このクォーターだけで6本のシュートを沈めて12得点をマーク。この勢いに乗ったマーベリックスはFG成功率50%(20本中10本成功)と完全に息を吹き返す。対するヒートは、わずか13点。最後にノビツキーがブザービーターを決めたことで、マーベリックス2点リードで前半を終えた。
巻き返したいヒートだったが、3Qに入ると新たな問題が。いつものことながらシャックのフリースローが入らないのだ。このクォーターだけで5本外してしまった。その間に、マーベリックスは残り5分13秒、4分11秒と立て続けに3Pシュートに成功。3Q終了時では70対68とマーベリックスがわずか2点リードしているだけだったが、マブスに傾きかけた流れを取り戻すことはできなかった。4Q、オニールはシャックアタックを連続で繰り出すも時すでに遅し。結局、90対80でマーベリックスが初進出のNBAファイナル初戦をものにした。
試合後、カンファレンス・ファイナル中にひいた風邪がまだ完治していないウェイドは、「わかっている。僕らはもっとシャックにボールを預けなければならないんだ」とコメントしている。名将パット・ライリーHCがこのまま黙って負けるわけがない。ゲーム2は、3日後の現地6月11日。それまでに、ヒートは、問題点を修正することはできるだろうか。