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| 今日もチャウンシーがピストンズ・オフェンスの要に |
トロフィーはデトロイトのものになった! |
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| ファイナルMVPはチャウンシー・ビラップス!! |
コービはこの日もイマイチ。21本のシュートを放ち、7本しか決められなかった。 |
ゲーム1、ピストンズがシリーズ開幕戦に勝利。ゲーム2、コービ・ブライアントの起死回生の3Pシュートからレイカーズ勝利で1勝1敗のタイ。この時点での大方の予想は、4勝1敗か4勝2敗でレイカーズ優勝となる、というものだった。ところが、それとはまったく相反する状況にシリーズは進んでいく。なんとゲーム4が終わった時点でピストンズの3勝1敗。ゲーム5は、ピストンズが14年ぶりのチャンピオンシップを賭けた戦いとなった。 試合前、背水の陣となるレイカーズにトラブルが起こる。カール・マローンがプレイ不可能だったのだ。ゲーム2まではそれほど取りざたされることはなかったが、実はマローンは内側側副じん帯を痛めていた。ゲーム3、ゲーム4は出場が危ぶまれるような状態であったものの、チャンピオンシップ獲得のため、苦しみながらもプレイしている状態であった。そのマローンの代わりにスターターとなったのは、前ゲームでラシード・ウォーレス(ピストンズ)にいいように得点されてしまったスタニスラフ・メドベデンコ。彼がラシードをどう抑えるか、何点奪えるのか、何リバウンドできるのか、レイカーズの運命を握る存在となった。 そしてティップオフ。シャキール・オニールがボールをはじき、ゲイリー・ペイトンがそれをキャッチしてゲームはスタート。まずは先に点を取ってリズムをつかみたいレイカーズであったが、先取点はピストンズ。チャウンシー・ビラップスがフリースローで2点を先取した。対するレイカーズの初得点は、キーとなりそうなメドベデンコ。残り11分12秒、デビーン・ジョージからパスを受けたメドベデンコがジャンプシュートで決めた。メドベデンコは続いて、残り10分39秒、9分46秒と得点。この勢いに乗って、レイカーズはコービ、シャックが次々と得点。1Q残り6分にピストンズがタイムアウトを取った時点で、レイカーズの14対7とリードを奪った。しかし、このタイムアウト後にテイショーン・プリンス、チャウンシー・ビラップスが得点を重ね、ピストンズはあっという間に追いつく。互いに譲らず、1Qは25対24でピストンズがわずか1点リードで2Qへ。このクォーターで試合は変化を見せる。 ピストンズは、シリーズで展開してきたスクリーンを多用し走り回ってフリーを作り出すオフェンスを展開。これがうまくいき、残り5分40秒にベン・ウォーレスがレイアップで得点すると42対34とついに二桁得点リードを作る。ハーフタイム時点では、55対45とピストンズが10点リード。なんとか、この試合に勝ってロサンジェルスに戻りたいレイカーズであったが、この二桁得点差は2度と縮まるものではなかった。3Q、ピストンズはレイカーズのディフェンスをものともせずに得点ラッシュ。さらにいつものようにタイトなディフェンスを展開すると、終盤には21点差に。こうなると、ディフェンスできず、オフェンスでもピストンズのディフェンスの前に手が出せないレイカーズになす術はなかった。4Qに18得点を加えたピストンズはシリーズ初の100得点。オフェンス、ディフェンス、すべての面でレイカーズを凌駕していたピストンズが14年ぶりとなるNBAチャンピオンに輝いた。ファイナルMVPは、ピストンズの突破口を切り開いたチャウンシー・ビラップスが受賞。ピストンズのラリー・ブラウンヘッドコーチは意外にもこれがNBA初チャンピオン。NCAAとNBAのタイトルを持つ史上ただ一人のコーチとなった。
※6月25日発売予定のHOOP8月号[150号記念号]では、NBAファイナル特集を掲載。現在で全力取材中、ご期待ください!!
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