ウエスト1位
スパース[4-2]レイカーズ
ウエスト5位
87 Game1:5月5日(月)
@サンアントニオ
82
 1Q中盤から常にリードを維持したスパーズが、シリーズ1勝目をあげた。サンズとのシリーズ、ダブルチームの連続でなかなか得点できずにいたティム・ダンカンは、持ち味の高いスキルを存分に生かしたプレイを発揮して28点をマーク。デビッド・ロビンソンが14点とツインタワーが機能したことに加え、エマニュエル・ジノビリが何度もビックプレイを決めるなど後半だけ14点(トータル15点)を記録する活躍も、スパーズの勝因となった。この試合でのレイカーズは、逆転できそうでできない状況が続き、4Q残り3分26秒で24点、21リバウンドをあげていたシャキール・オニールがファウルアウト。その後、コービ・ブライアントの2連続3Pシュートによって、残り1分8秒で3点差まで追い上げたものの、残り9秒にスパーズが2本のフリースローを決め、勝利を決定づけた。この試合の4Q序盤、レイカーズのデビーン・ジョージが左足首を故障。レントゲン検査の結果、骨折はなかったが、重度の捻挫と診断された。今後のシリーズに出場できるかどうかは、現時点で未定。

114 Game2:5月7日(水)
@サンアントニオ
95
 ブルース・ボーウェン、エマヌエル・ジノビリという脇役がオフェンスで大活躍を見せたスパーズが、予想外の大勝でシリーズ2勝目を手にした。この試合、ティム・ダンカンは10本のFG試投数で12点に終わったが、ボールの動きが活発で、ノーマークになったボーウェンが前半だけで5本の3Pシュートを成功。ジノビリもドライブでレイカーズのディフェンスを切り崩し、1Qだけで10点をマークしていた。前半を17点リードで折り返したスパーズは、3Q7分50秒、ボーウェンがこの試合6本目となる3Pシュートを決めたのをきっかけに、22−6の猛攻でレイカーズを圧倒。点差は最大で33まで広がり、27点をあげたシャキール・オニールは、4Qの12分間をベンチで過ごすほど一方的な試合となった。ボーウェンはチームのプレイオフ史上最多の7本の3Pシュートを含む27点、ジノビリ17点、スピーディー・クラクストンが15点をあげるなど、チーム全体がいいプレイをしていた。

95 Game3:5月9日(金)
@ロサンジェルス
110
 ゲーム1で左足首を捻挫し、ゲーム2を欠場していたデビーン・ジョージが、先発出場しただけでなく、1Qだけで9点を記録。これで勢いに乗ったレイカーズは、1Qで16点のリードを奪った。2Q中盤、9点をリードした場面でシャキール・オニールが3ファウルとなり、厳しい状況に追い込まれた。しかし、スパーズのシュートが不調だったことと、ファウルを連発してフリースローを与えたことで、レイカーズはハーフタイムで12点差まで広げた。オニール不在のチャンスを逃したスパーズは、なかなか10点差以内に詰めることができなかった。4Q開始から1分36秒間でコービ・ブライアントが10点をあげる活躍を見せ、91対69としたレイカーズが、そのまま逃げ切った。ブライアントが39点、ファウルトラブルとなったオニールは21点、16リバウンド、デレック・フィッシャーが14点、ジョージとロバート・オーリーが13点と、レイカーズはスターター全員が2ケタ得点を記録。一方のスパーズはティム・ダンカンが28点、11リバウンドをあげたが、トニー・パーカーが2点とほかのスターター4人は1ケタ得点と、十分なサポートをできずに終わった。

95 Game4:5月11日(日)
@ロサンジェルス
99
96 Game5*:5月13日(火)
@サンアントニオ
94
 4Qでの猛攻を何とかしのいだスパーズが、レイカーズ撃破まであと1勝へと迫った。試合開始から3Q中盤までは、スパーズが完全に試合を支配。ティム・ダンカンのインサイドだけでなく、ディフェンスでレイカーズからターンオーバーを奪い、速攻から何度も得点を重ねた。3Q残り3分37秒にブルース・ボーウェンがダンクを決めたとき、76対51まで点差が広がっていた。しかし、3Q終盤、コービ・ブライアントがブザービーターを含む2本の3Pシュートを決め、16点差で4Qを迎えた。4Qのスパーズは、つまらないターンオーバーとフリースローのミスでレイカーズに反撃きっかけを与え、残り3分29秒にジャネロ・パーゴのジャンプシュートで、90対86まで追いつかれた。残り1分38秒、デビッド・ロビンソンのアリウープダンクで7点差とするが、レイカーズはブライアントの3Pシュートとシャキール・オニールの3Pプレイで、残り19秒で94対95と1点差とした。残り15秒、スティーブン・ジャクソンがフリースローを1本ミスしたことで、レイカーズに延長突入、3Pシュートで逆転勝利という場面が訪れた。左コーナーでボールを持っていたブライアントは、ボーウェンとダンカンにダブルチームされると無理にシュートを打たず、ロバート・オーリーにパス。残り5秒、オーリーは左ウイングの位置で完全なノーマークで、3Pシュートを放った。昨年のカンファレンス・ファイナル、キングスとのゲーム4の再現かと思われたが、ボールはリムに入りかけながら外に弾かれて万事休す。リバウンドを奪ったデビッド・ロビンソンがトニー・パーカーにパスすると、時計はゼロになっていた。4Qで苦しみながらもダンカンが27点、14リバウンド、パーカーが21点をあげる活躍によって、スパーズはホームで貴重な勝利を手にした。

110 Game6*:5月15日(木)
@ロサンジェルス
82
 ティム・ダンカンが37点、16リバウンドとMVPにふさわしい活躍をしたスパーズが、ついにレイカーズの4連覇を阻止した。ダンカンは試合序盤からポストプレイ、ランニングショット、ターンショットで着実に得点を重ね、前半だけで19点をマーク。また、デビッド・ロビンソンのダンクをアシストするなど、チャンスメーカーにもなっていた。4点リードで迎えた3Q、デビーン・ジョージとコービ・ブライアントのシュートで54対54に追いついたが、スパーズはロビンソンのティップインをきっかけに8連続得点。レイカーズは6分24秒に3点まで詰めたが、3Q終了寸前、トニー・パーカーにあっさりとドライブからのレイアップを決められ、9点差で4Qを迎えることになると、その後はスパーズが試合を一方的な展開に持ち込む。ダンカンのランニングショット、エマニュエル・ジノビリのレイアップ、ブルース・ボーウェンの3Pシュートで点差を広げると、5分57秒、ケビン・ウィリスがオフェンスリバウンドからワンハンドダンクを決めると、スコアは96対76となっていた。4分34秒にオニール、2分26秒にブライアントがベンチに下がった時点で、レイカーズはついに白旗をあげた。スパーズは55・7%のFGを残したことに加え、リバウンドでも44ー32と圧倒。敵地ながら予想外の大勝で、カンファレンス・ファイナル進出を果たした。4連覇が夢に終わったレイカーズは、ブライアントとデレック・フィッシャーが涙を流すなど、王座からの陥落に悔しさを隠せかった。


※日程はすべて現地アメリカの日付けです。
スパーズが4勝したため、カンファレンスファイナルへ進出。
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