イースト1位
ピストンズ[4-2]シクサーズ
イースト4位
98 Game1:5月6日(火)
@デトロイト
87
 マジックとのゲーム7に大勝した勢いを維持したピストンズが、ホームでのゲーム1をモノにした。ピストンズは試合早々から、トラップやダブルチームといった多様なディフェンスを駆使し、シクサーズから前半だけで13本のターンオーバーを誘発。チャウンシー・ビラップスとリチャード・ハミルトンのガードコンビが着実に得点を稼ぎ、前半を9点差で折り返した。4Q序盤でシクサーズは、ビラップスが左足首を捻挫して退場したあと、74対77まで詰め寄った。しかし、ピストンズはルーキーのメメット・オクァーが6連続得点をあげて点差を広げ、そのまま逃げ切った。ハミルトンの25点を筆頭に、ビラップスが24点、オクァーはFG7本すべて成功させての16点をマーク。アレン・アイバーソンは27点をあげたものの、ターンオーバーを5本記録するなど、プレイ自体は今ひとつだった。なお、ビラップスの捻挫に関する詳細は、今のところ発表されていない。

104 Game2:5月8日(木)
@デトロイト
97
 ルーキーのテイショーン・プリンスが、4Q残り4・2秒で同点のレイアップ、延長でも7点(トータル20点)をあげる大活躍によって、ピストンズがシリーズ2勝目を手にした。ゲーム1で左足首を捻挫したチャウンシー・ビラップスを欠いたピストンズは前半、クリフ・ロビンソン(1Qで14点)とリチャード・ハミルトン(前半で16点)がオフェンスを牽引し、一時14点のリードを奪った。しかし、シクサーズは後半、31点をあげたアレン・アイバーソンを、ケニー・トーマス(15点、19リバウンド)、エリック・スノウ(14点)らがサポートし、3Q2分24秒には、アーロン・マッキーの3Pプレイで64対63と逆転していた。4Qは、ピストンズが連続得点すると、シクサーズが同じように点を奪い返す展開が続いた。1点をリードしたシクサーズは残り57秒、スノウのジャンプシュートで92対89とした。さらに、2点リードした残り17秒、アイバーソンがハミルトンのパスをスティールし、ロビンソンにファウルでフリースローを得た。ところが、アイバーソンは信じられないことに2本ともミス。リバウンドを奪ったプリンスは、チャッキー・アトキンスとのピック&ロールから、スピンムーブでグレッグ・バックナーをかわしてレイアップを決め、ピストンズが92対92の同点に追いついた。延長に入ると、プリンスはポストプレイからのレイアップを2本、ショットクロックがゼロになる寸前に3Pシュート決め、シクサーズを振り切った。

83 Game3:5月10日(土)
@フィラデルフィア
93
82 Game4:5月11日(日)
@フィラデルフィア
95
78 Game5:5月14日(水)
@デトロイト
77
 土壇場でビッグプレイが連発するゲームは、ホームのピストンズが1点差で勝ち、シリーズに王手をかけた。左足首を痛めているチャウンシー・ビラップスが再び欠場したピストンズは、代役のチャッキー・アトキンスが3Pシュート2本を含め1Qだけで8点。このシリーズ好調なリチャード・ハミルトンも11点をあげる活躍もあり、ピストンズは前半、最大で14点のリードを奪った。アレン・アイバーソンは前半でのスコアが6点と、シュートに確実性を欠いた。しかし、デリック・コールマンがインサイドで着実に得点を重ねて反撃すると、3Q中盤にケニー・トーマスがダンクとレイアップを立て続けに決め、55対59まで差を詰めた。ピストンズはテイショーン・プリンスの3Pプレイなどで、残り9分で点差を8まで広げたが、シュートが1Qのようには決まらなくなっていた。4分51秒、コールマンの3Pシュートで68対71にしたシクサーズは、残り34秒でアイバーソンがベン・ウォーレスのブロックをかわしてのシュートを決め、74対74の同点に追いついた。タイムアウト後、ピストンズのテイショーン・プレインスは、インバウンドをする際に何歩かステップを踏んだが、レフェリーはトラベリングを吹かなかった。インバウンドパスを入れたプリンスは、その後右のウイングでボールをもらうと、アーロン・マッキーをかわしてレイアップを決め、ピストンズが再び2点のリードを奪う。シクサーズはタイムアウト後、コールマンからのパスを受けたスノウが、左ウイングからの3Pシュートを決め、残り9・4秒にしてこの試合初めてのリードを奪った。シクサーズはチームファウルが3つだったため、残り3・7秒にアイバーソンがアトキンスにファウル。ピストンズに残された時間を少なくする作戦に出た。そして、ラストプレイ。ハミルトンのインバウンドパスを受けたアトキンスは、ドライブからのランニングショットを放った。ボールはリムとバックボードに当たった直後、コールマンがネットの間からボールをタッチしたとして、レフェリーは残り0.9秒でゴールテンディングをコール。これが決勝点となって、ピストンズが勝利を手にした。

93 Game6:5月16日(金)
@フィラデルフィア
89
 前半での14点差を追いついたピストンズが、延長の末シクサーズを振り切り、カンファレンス・ファイナル進出を果たした。シクサーズは1Qに16連続得点をあげて勢いに乗り、ハーフタイムで8点のリードを奪った。しかし、3Qにファウルが重なり、ピストンズに17本のフリースローを決められ、3Q終盤で逆転を許した。4Qは一進一退の大接戦となり、81対81の同点で迎えたラストチャンス、シクサーズは38点をあげたアレン・アイバーソンに託した。しかし、テイショーン・プリンスのディフェンスにシュートが打てず、デリック・コールマンにパスしたときには時計がゼロになり、シュートを打つことなく延長に突入した。延長に入ると、チャウンシー・ビラップスが試合を支配。3Pシュートを2本を決めると、プリンスのダンクをアシストし、ピストンズが6点のリードを奪った。あとがないシクサーズは、4Qのラストチャンスでシュートを打てなかったアイバーソンが、フック、ドライブからのレイアップを2本決め、同点に追いついた。しかし、今シーズン、土壇場で何度もビッグショットを決めていたビラップスが、残り15秒にアーロン・マッキーとの1対1から3Pシュートを決め、92対82。タイムアウト後?アイバーソンが残り10秒でレイアップをミスしたことで、シクサーズのシーズンはエンドとなった。左足首捻挫でゲーム5を欠場したビラップスが、延長での9点を含め28点をあげ、ピストンズを勝利に導いた。


※日程はすべて現地アメリカの日付けです。
ピストンズが4勝したため、カンファレンスファイナルへ進出。
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