ウエスト1位
キングス[3-4]レイカーズ
ウエスト3位
99 Game1:5月18日(土)
@サクラメント
106
 1Qで2ケタ得点差をつけたレイカーズが、キングスの反撃をかわし、ホームコートアドバンテージを奪い取った。レイカーズは試合開始早々からシュートが好調で、10本中9本成功させて試合の主導権を握った。ロバート・オーリー、リック・フォックス、デレック・フィッシャーの3人で20点を稼ぐなど、サポーティング・キャストの活躍によって、レイカーズが1Q終了時で14点のリードを奪った。13点ビハインドで後半を迎えたキングスは、28点、14リバウンドを記録したクリス・ウェバーを軸に反撃し、3Q中盤で7点差まで詰めた。
 しかし、ブラディー・ディバッツ、ウェバーが立て続けに4ファウルとなると、キングスは再びオフェンスのリズムを失い、レイカーズはあっという間に点差を2ケタに戻した。4Qでキングスは、残り2分のところで5点差まで詰めたが、肝心なところでターンオーバーとオフェンス・リバウンドから得点を許したことが致命傷となり、結局追いつくことができなかった。コービ・ブライアントが30点、シャキール・オニールが26点、オーリーが18点、8リバウンドの活躍を見せたレイカーズが、まずは先手を取った。

96 Game2:5月20日(月)
@サクラメント
90
キングス、ゲーム2に勝利!
 キングスがレイカーズの猛反撃をかわし、シリーズを1勝1敗のタイとした。1Qから1点を争う試合は、2Q序盤でキングスが先に主導権を握った。2Q開始早々から、マイク・ビビーのフリースローとクリス・ウェバーのレイアップ、ボビー・ジャクソンの3Pシュートで8連続得点。キングスは33対26とリードを奪った。レイカーズはその後、前半で23点をあげたシャキール・オニールがインサイドで得点を重ね、残り5分のところで42対41と逆転に成功していた。4分49秒にオニールがチャージングで3ファウルとなったが、キングスはオニール不在のチャンスを生かせず、残り26秒にヒディヤット・ターコグルのシュートを決めるまで、リードを奪うことができなかった。キングスは3Q9分12秒、ダグ・クリスティーの3Pシュートでこの試合2度目となる7点差をつけると、常にリードを維持し、3Qでの12分間でレイカーズを17点に抑え込んだ。4Q開始早々、ボビー・ジャクソンがドライブからのレイアップを決めて11点差にすると、6分46秒にはビビーのジャンプシュートと、ボールのないところでファウルをされたクリスティーがフリースローを決め、キングスは89対74とこの試合最大の得点差をつけた。
 しかし、スパーズとのシリーズ同様、レイカーズはここから猛反撃を開始。ロバート・オーリーとリック・フォックスが立て続けにターンショットを決めると、4分48秒にオニールがディバッツをパワーで圧倒してダンクを叩き込んで9点差。レイカーズのプレッシャーを感じたのか、キングスはその後いい形でオフェンスを展開できず、シュートミスを連発。2分44秒にビビーの3Pシュートで一度10点差としたが、ウェバーが1分3秒にフリースローを2本ミスするなど、なかなか得点できない。レイカーズはフリースローで点差を詰めると、残り12秒にコービ・ブライアントの3Pシュートで、90対93と追い詰めた。しかし、この試合で7本のフリースローをミスしていたウェバーが、残り11秒で1本目を何とか成功させ、キングスの勝利を確実なものとした。ウェバーは21点、ビビーが20点、ディバッツが15点、14リバウンドと、主力の奮闘が光った。レイカーズはオニールが35点と大暴れしたものの、ブライアントは食中毒によって胃の調子を崩したこともあり、22点をあげたものの出来はいまひとつだった。一昨年のファイナルゲーム5を最後に、レイカーズはNBA記録となるプレイオフのロードゲームで12連勝を続けていたが、今回の敗戦でついに記録にストップがかかった。

103 Game3:5月24日(金)
@ロサンジェルス
90
キングス、LAで勝利し2勝目!!
 4Q序盤で25点差をキングスが、レイカーズが中盤から見せた猛反撃をかわし、シリーズ2勝目を手にした。キングスは試合序盤から、シャキール・オニールにインサイドでボールを渡さないディフェンスが効を奏し、レイカーズはコービ・ブライアントやリック・フォックスらがことごとくジャンプシュートをミス。キングスはパスがよく回り、1Qだけで11アシストを記録。マイク・ビビーとヒディヤット・ターコルが着実にオープンショットを決めたことが要因となって、キングスが1Q終了時で32対15と大差をつけた。2Q中盤で20点差をつけられたレイカーズは、終盤にキングスのミスをきっかけに反撃し、オニールの4連続FGを決める等12−4とチャージをかけ、後半に向けて勢いに乗ったかに思われた。ところが、3Q序盤のレイカーズは、6本連続のシュートミスと3つのターンオーバーを犯してリズムに乗れなかったのに対し、キングスはクリス・ウェバーの2連続ジャンプシュートなど8連続得点を含む18−6の猛攻。4Q10分13秒、ボビー・ジャクソンのフリースローで81対56としたキングスは、9分半でオニール、8分56秒にブライアントが5ファウルとなったこともあり、勝利を確実なものにしたかに思われた。ところが、タイムアウト中にリック・アデルマンコーチがレフェリーに文句をつけてテクニカルファウルを取られてから、試合の状況は一変。デビーン・ジョージの3Pシュートを決めた直後から、レイカーズはフルコート・プレスを開始。キングスはインバウンドパスから4連続でターンオーバーを犯し、ブライアントとリンジ・ハンターの連続3Pシュートなどで14連続得点。残り7分で点差は12まで縮まり、追いつくには十分の時間が残されていた。しかし、フルコート・プレスを5度目にしてかわしたキングスは、6分38秒にウェバーがジャンプシュート。27秒後にはビビーがドライブからのレイアップを決め、レイカーズの反撃に歯止めをかけると、12点差以内になることはなかった。ウェバーが26点、ビビーが24点、クリスティーが17点、12リバウンドをあげるなど、6人が2ケタ得点をあげたキングスが、敵地で貴重な勝利を手にした。

99 Game4:5月26日(土)
@ロサンジェルス
100
レイカーズ大逆転勝利
 まさかの逆転劇が、2日連続で起こった。ゲーム3に勝ち、勢いをつかんだキングスは、ゲーム4も立ち上がりからシュートが好調。マイク・ビビーが5本連続でジャンプシュートを決めるなど、1QでのFG成功率は71%。レイカーズはシャキール・オニールのインサイド以外、まったく得点できない状況に陥り、1Qを終わった時点で20対40という劣勢に立たされた。2Q序盤で24点差をつけられたレイカーズは、1Qで無得点だったコービ・ブライアントにエンジンがかかり、スピンムーブからのレイアップ、ジャンプシュート、スティールからのダンクを決めるなど、2Qだけで13点をマーク。ブライアントの奮闘で反撃を開始したレイカーズは、前半終了間際にサマキ・ウォーカーがハーフラインをわずかに超えたところから3Pシュートを決め、14点差でハーフタイムを迎えた。これで勢いに乗ったレイカーズは、3Qになって前半で18点をあげていたビビーを、ブライアントがマッチアップすることで封じると、キングスは前半のような流れのあるオフェンスが影を潜め、難しい状況でシュートを打たされる状態に陥る。レイカーズはシュートの確率が悪いものの、オフェンスリバウンド(総数はレイカーズの25−8)で何度もセカンドチャンスを作り、それを得点に結びつけて反撃。残り3分7秒には、ブライアントのランニングショットで5点差まで追い詰めた。4Q序盤、ブラディー・ディバッツとボビー・ジャクソンの連続レイアップで、キングスはリードを9点とするが、3連続オフェンスリバウンドから、ロバート・オーリーがファウルされ、フリースローを2本決めた残り7分50秒のところから、レイカーズは俄然活気づく。キングスはヒデゥ・ターコルーの豪快なダンクを決めるなど、必死にリードを維持するが、残り1分38秒にオーリーが左コーナーから3Pシュートを決めて93対96。残り26秒には、オニールが2本のフリースローを決めて1点差まで追い詰めた。残り時間が少ないため、レイカーズはファウルゲームを強いられたが、残り11秒でディバッツがフリースローを1本ミス。2点ビハインドで迎えたラストチャンス、レイカーズはブライアントがドライブからショットを放つが、これをリムを弾く。そのリバウンドをオニールが奪い、レイアップに行くがこれもミス。ディバッツがリバウンドをタップすると、ボールは3Pラインのうしろにいたオーリーへ渡る。オーリーは間髪入れることなく3Pシュートを放つと、試合終了のブザーがなると同時にボールがネットを揺さぶり、レイカーズが奇跡の大逆転勝利。シリーズは2勝2敗のタイとなった。決勝シュートを決めたオーリーは、18点中11点を4Qで記録し、またしても勝負強いところを見せた。キングスはディバッツが23点、ビビーが21点、ウェバーが20点と、主力が期待どおりの活躍をしたものの、土壇場で運に見放される結果となった。

92 Game5:5月28日(火)
@サクラメント
91
キングス勝利、ファイナルへ王手!
 最後までもつれた熱戦は、ホームのキングスに軍配が上がった。この日のレイカーズは、ゲーム1以来初めて1Qでのシュートが好調。このシリーズ調子の悪いデレック・フィッシャーが5点、リック・フォックスが6点をあげるなど、脇役がいい仕事をし、1Q終了時点で6点のリードを奪った。しかし、シャキール・オニールとコービ・ブライアントが2ファウルで、オニールを先にベンチで休ませた結果、2Q序盤でマイク・ビビーの3Pシュート、この試合で復帰したペジャ・ストヤコビッチのフリースローなどで、11−3とチャージをかけ、38対36と逆転に成功した。8分58秒のTVタイムアウト後、オニールは再びフロアに戻るが、5分47秒にダグ・クリスティーがスピンムーブをした際に足を引っ掛け、3つ目のファウルを取られた。大黒柱がベンチに下がることを強いられたレイカーズは、2Qになってシュートの成功率が一気に下降し、7分以上FGがゼロという状態に陥った。キングスはブラディー・デイバッツとクリス・ウェバーがインサイドで得点を奪い、残り1分14秒で7点差。
 キングス6点リードで迎えた3Q10分、オニールがウェバーのドライブをファウルし、4つ目をコールされる。しかし、この試合オフェンス・ファウルをコールされていなかったオニールは、ここからダンクを4本決めるなど、3Qだけで16点をあげる大活躍。7分10秒で10点差をつけられたレイカーズだったが、オニールの爆発によって、3Q終了までの4分半で12−4の猛攻。残り21秒にスラバ・メドベデンコのダンクで、74対73と逆転に成功した。4Qでの12分間は、1点を争うシーソーゲームとなり、最後の最後まで勝負の行方がわからない展開となった。しかし、この試合でのキングスは、LAでの2戦と違ってアグレッシブなプレイを継け、ディバッツが7分20秒にオニールから5つ目のファウルを奪う。そして、3分22秒にビビーがドライブでファウルを誘い、オニールはこのシリーズ初のファウルアウトとなった。キングスはレイカーズを引き離す絶好のチャンスを迎えるが、ブライアントは2分4秒に難しい態勢でジャンプシュートを決めると、残り59秒でサマキ・ウォーカーがオフェンスリバウンドからファウルを奪い、フリースロー2本を着実に決め、90対87とした。しかし、このシリーズ好調のビビーは、残り46秒でドライブからファウルを奪い、フリースロー2本を決めて1点差。ディバッツがブライアントのドライブをブロックし、キングスがボールを奪い返すと、タイムアウト後の残り8秒、ビビーはベースラインからウェバーにインバウンドすると、そのまま右ウイングに走り込んでボールをもらうと、躊躇することなくジャンプシュート。これがみごとに決まり、キングスが再逆転に成功した。レイカーズはブライアントにラストチャンスを託すが、残り2秒に右コーナーから放ったフェイドアウェイショットはリムを弾き、万事休す。ウェバーが29点、13リバウンド、決勝点をあげたビビーが23点をあげる活躍によって、キングスがファイナル進出まであと1勝に迫った。

102 Game6:5月31日(金)
@ロサンジェルス
106
 シャキール・オニールが41点、17リバウンド、コービ・ブライアントが31点、11リ バウンドと、大黒柱がそろって大爆発したレイカーズが、キングスを土壇場で振り切 り、シリーズをゲーム7へと持ち込んだ。試合開始から一進一退の攻防が続いたゲー ム6は、2Q序盤にまずキングスがリズムをつかんだ。2Q開始早々、クリス・ウェ バーの巧みなパスからスコット・ポラードがダンクを決めると、故障から復帰して2 試合目のページャ・ストヤコビッチがティップインと3Pプレイとなるレイアップを 決め、2分20秒間で9連続得点をあげ、35対28とリードを奪った。しかし、レイカー ズはすぐにオニールがダンクを連発するなど、9連続得点で再逆転。残り2分12秒で のスコアは51対46で、レイカーズの流れで前半を終えるかに思われた。ところが、キ ングスはヒドゥ・ターコルーのダンクをきっかけに7連続得点。さらに、前半終了間 際にブラディー・ディバッツがゴール正面からブザービーターとなる3Pシュートを 決め、キングスは5点のリードを奪ってハーフタイムを迎えた。3Q終盤までキング スはリードを維持していたが、レイカーズは残り3分からの2分間で9−2とチャー ジをかけて逆転。4Qは引き離そうとするレイカーズを、キングスが必死に追撃する という展開が続いた。残り6分で5点差を追っていたキングスは、ウェバーのティッ プインとディバッツの3Pプレイによって、1分半後に90対90の同点に追いつく。さ らに、ダグ・クリスティーがブライアントからスティールを決めると、マイク・ビ ビーがレイアップを成功させ、キングスが逆転。しかし、キングスが点差を広げる チャンスを手にしながらも、ウェバーのオフェンス・ファウルなどで生かすことがで きない。2分56秒にデイバッツが6ファウルで退場となると、レイカーズはオーリー のフリースローで同点。2分7秒に一度リードを許すが、1分55秒にブライアントの フリースローで再逆転。その後、お互いに4点を取り合ったあとの残り52秒、オニー ルがウェバーをスピンで抜き去ってのリバースレイアップを決め、スコアは101対 98。キングスは残り12秒にターコルーのレイアップで1点差とするが、レイカー ズはその後4本中3本のフリースローを決め、勝利を決定づけた。キングスはウェ バーが26点、13リバウンド、8アシスト、ビビーが23点と期待どおり活躍するなど、 6人が2ケタ得点をマーク。しかし、ディフェンスではレイカーズのワンツーパンチ を抑えきれず、ファイナル進出はひとまずお預けとなった。

106 Game7:6月2日(日)
@サクラメント
OT
112
レイカーズ、延長でキングスを下す!!!
 ゲーム7は、NBA史上に残るほどの激戦となった。前半だけでリードが10回も変わるという一進一退の攻防は、3Q序盤でまずキングスが先にリズムをつかむ。ブラディー・ディバッツがダンクを含む5点をあげるなど、9連続得点。キングスは63対54とこの試合最大得点差をつけた。しかし、レイカーズはコービ・ブライアントの3Pシュートなど、10−2とチャージをかけて1点差。3分40秒、リック・フォックスがドライブからレイアップを決めて、69対69の同点に追いつくと、最後の最後まで勝負の行方がわからない展開となった。96対96の同点で迎えた残り46秒、ブライアントがフリースローを1本ミスすると、37秒にマイク・ビビーのジャンプシュートでキングスが1点をリード。しかし、ブライアントは22・3秒にポストアップからスピンムーブでファウルを奪うと、フリースローを2本とも決め、レイカーズが再びリード。キングスは残り12秒でページャ・ストヤコビッチが左コーナーから3Pシュートを放つが、これがエアボール。残り10・4秒でシャキール・オニールがフリースローを1本決めて2点差とされるが、タイムアウト後、ブライアントがボールのないところでビビーをファウル。ビビーは冷静にフリースローを決めて100対100の同点にすると、レイカーズのラストチャンスを何とかしのぎ、試合は延長へ突入した。
 延長は中盤までキングスがリードすると、レイカーズが追いつく展開。106対106の同点で迎えた残り1分27秒、フリースローを苦手とするオニールが2本成功させ、レイカーズが延長で初めてリードを奪う。一方のキングスは、ビビーのミスショット、ヒドゥ・ターコルーのミスパス、ダグ・クリスティーは完全にノーマークになりながら3Pシュートがエアボールになるなど、なかなか得点を奪えない。残り14・6秒、デレック・フィッシャーのフリースローでレイカーズが4点差にすると、タイムアウト後に放ったクリス・ウェバーの3Pシュートは、リムを弾いて万事休す。残り6・4秒でブライアントがフリースロー2本決めたレイカーズが、土壇場での強さを発揮してキングスを振り切り、3連覇に大きく近づいた。レイカーズはオニールが35点、ブライアントが30点、10リバウンドと、ゲーム6に続いてビッグ2が活躍。キングスはビビーが29点、ウェバーが20点、8リバウンド、11アシストと奮闘したものの、フリースローを4Qまでで14本ミスしたことが致命的となった。


※日程はすべて現地アメリカの日付けです。
ロサンジェルス・レイカースが4勝したため、ファイナルに進出。
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