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| トリプルダブルまでアシスト1本だったコービ |
「Beat L.A.(ロサンジェルスをやっつけろ)」の大合唱で迎えたゲーム4、レイカーズは試合序盤からオフェンスリバウンドを支配。シクサーズのターンオーバーもあって、第1Q中盤から9連続得点で主導権を握り、残り1分半のところでコービ・ブライアントのティップインで、20対10とリードを奪った。シクサーズはアイバーソンの連続得点で6点差とするが、ディフェンスでローテーションミスが見られるなど、チーム全体の調子はいまひとつ。レイカーズが8点リードして第1Qを終えた。「前半、われわれは賢いプレイをしていなかった。(レイカーズは)第1Qであげた22点中、セカンドチャンスでの得点が9点、速攻で4点を稼いだ。彼らはわれわれよりもよりエネルギッシュにプレイしていた」
シクサーズのラリー・ブラウンコーチは、序盤でリズムに乗れなかったことを悔やんだ。
第1QのFG成功率が31%と低調だったシクサーズは、ディケンベ・ムトンボのダンクとジャンプシュート、アイバーソンが4本のフリースローで4点差とした。しかし、スティールした直後にスティールし返されるなど、つまらないミスで反撃のチャンスを失い、5分53秒にはロン・ハーパーがゴール下でノーマークでレイアップで10点差。さらに、オニールのポストプレイをきっかけに、ロバート・オーリー、ロン・ハーパー、ティロン・ルーが立て続けに3Pを決め、レイカーズは3分23秒でこのシリーズ最大となる17点差をつけた。シクサーズはアイバーソンとスノウが積極的にオフェンスを仕掛け、何とか点差を詰めようとするが、大事なところでフリースローミスを連発。前半終了直前には、オニールがフリースローを2本ミスしたにもかかわらず、オフェンスリバウンドを奪われ、そのままレイアップを許した。攻守両面でらしさが見られないシクサーズに対して、レイカーズは14点差でハーフタイムを迎えた。
レイカーズは、すばやいローテーションでアイバーソンになかなかシュート機会を与えず、シクサーズのオフェンスが機能しない状態は前半と同じ。レイカーズはオニールを軸に着実に得点を重ね、3分31秒にデレック・フィッシャーのスティールからブライアントがダンクを決め、70対48。シクサーズは攻め手を欠いたまま、時間は経過するばかりの状態となった。20点差をつけられたシクサーズは、第4Q開始早々からスノウのレイアップをきっかけに、11連続得点。しかし、点差をさらに詰めるチャンスで、アーロン・マッキーが完全にオープンの3Pをミス。その後、レイカーズは第2Q同様に、ショウ、ルー、オーリーと脇役の3連続3Pシュートを決めて17点差。残り4分12秒でムトンボが5ファウルとなった時点で、勝負はほぼ決まり。アイバーソンは残り1分34秒でベンチに下がった。
「ディフェンスがすごくよかった。シクサーズが終盤に少し流れをつかんだけど、3クォーターまで決して気が緩むことはなかった」とフィル・ジャクソンコーチは、タフなディフェンスを続けたチームを褒めた。昨年同様、レイカーズは敵地でのゲーム4をモノにし、チャンピオンシップに王手をかけた。 |