2008.10.02
新クリッパーズ
栃木から戻った翌日に飛行機に乗ってLAへ。そして、LAに戻った翌日にはレイカーズとクリッパーズのメディアデー(キャンプ開幕前日の取材日)が行われた。
同じ街で2チームがあるLAだけに、メディア(特にテレビ、ラジオ媒体)が両方を取材できるように、いつもお互いに時間をずらしてメディアデーを行っている。レイカーズが先に昼頃から行い、3時間ほどずらしてクリッパーズ。レイカーズは100人近いメディアが集まるのに、クリッパーズのほうはパラパラとまばら…というのが例年の風景だ。
でも、今年は少し違った。クリッパーズもいつもより注目されていたようで、レイカーズに集まったメディアのうちほぼ半分はクリッパーズに流れていた。まぁ、シーズンへの期待の表れというよりは、メンバーが大きく入れ替わり、エルトン・ブランドのチームからバロン・デイビスのチームに変わった目新しさがあったのと、そして何と言っても、これ(↓)。
他のNBAチームから遅れることX年、クリッパーズにもついに専用練習場ができて、この日はそのお披露目も兼ねていたのだ。建物に大きくドーンとクリッパーズのロゴが入っているところが、いかにも派手好きのドンちゃん(クリッパーズのオーナー、ドン・スターリンのことを私たちは内輪でこう呼んでいる)。
新入りのバロン・デイビスも、「これでスポーツクラブでトレッドミルをやっている隣が一般の人だったり、順番待ちされていて20分で中断しなきゃいけないっていうことがなくなる」と喜んでいた。実際には、クリッパーズがこれまで数年練習していたのは高級住宅地にあるスポーツクラブだったし、さすがにクリッパーズの選手がトレーニングしているのを途中で中断させるような一般会員はいなかったとは思うけれど。練習コートもクリッパーズが使っている間は一般会員も立ち入り禁止だった。ただし、コートは狭く、シャワーは一般の会員と共有だった。やはりまわりを気にせずにいつでもトレーニングできる環境というのはNBA選手にとって嬉しいものだし、FA選手がチームを選ぶときの決め手にもなりえる。マイク・ダンリビーがヘッドコーチに就任するときに、専用練習場の確保を条件として出したというのも頷ける。
エルトン・ブランドやコーリー・マゲティなど、この練習場建設の話が決まったときのメンバーがすっかりいなくなってしまったのは少し寂しいけれど。余談だが、うちのコンドミニアムの住民だった某元クリッパーズ選手も、新練習場に近いこともあってこのコンドミニアムを選んだと言っていたのだけど、結局、新練習場で練習する機会がないままに別のチームに行ってしまった。
この3人が今シーズンのクリパーズの顔。バロン・デイビスはジェニー・クレイグのダイエット・プログラムで痩せたらしい。ケーマンも、オフにハイっていったん増えた体重を、バランスのいい食事と運動で落としたとのこと。彼いわく、「結局、どんなダイエットより、食事に気をつけて運動するのが一番。僕は幸い運動するのが仕事だからね」だそうだ。
この3人の中には入れてもらえなかったけれど、去年の新人、アル・ソーントンも要注目。何しろ、昨季、エルトン・ブランドが怪我していて悲惨だったクリッパーズの中で、一番観客を楽しませていたのはソーントンだった。





