2007.09.03

アメリカ大陸予選(6) アメリカ優勝

 アメリカ優勝。1Qで21点差をつけてあっさり勝負あり。大会通して10戦全勝、平均得点が116.7点、平均失点が77.2点、平均得点差が39.5点。この大会では敵なしの強さだった。
 フル戦力のアルゼンチンとの勝負も見てみたかったが、本気の勝負は来年までお預け。どちらにしてもこの大会でアメリカ対アルゼンチンは、勝っても負けても(オリンピック枠の獲得のためには)関係ない試合での対戦ばかりだったしね。でも、アメリカには2回負けたとは言うものの、今回のアルゼンチンも、見ていて気持ちいい、すばらしいチームだった。

 MVPはアメリカから選ぶならレブロン(チームのアシスト王。大会2位)、メロ(チームの得点王。大会2位)、コービー(ディフェンス・ストッパー)、キッド(大会通してターンオーバー5本はさすが)の誰でも納得だった。
 しかし、それだけ駒が揃ったことで逆に一人を選びにくかったのか、選出されたのはアルゼンチンのスコラ。“Bチーム”と言われたアルゼンチンを決勝戦まで引っ張った立役者だから、これはこれで納得。秋からのヒューストン・ロケッツでのプレーも楽しみだ。

  

 決勝の前に行われた3位決定戦は、元気いっぱいなプエルトリコ対すっかり落胆モードのブラジルでプエルトリコが銅メダル獲得。何度も書いてきたように、一次予選で脱落する寸前からここまで持ち直したのはさすが。
 ブラジルも最後の最後で控え陣が意地を見せて点差を詰めて接戦に持ち込んだが、結局追いつけずに4位。まぁ、彼らにとっては2位までに入らなければ3位でも4位でも5位でも同じだったのだろう。チーム内で、コーチ対選手で揉めているというウワサもあるが、果たして来年の世界予選の頃にはどんなチームになっているのだろうか。

【追記】
 MVP票(メディア20人による投票)の内訳は、スコラ8票、カメロ6票、コービー3票、レブロン2票、バルボサ1票だったらしい。やはりアメリカの選手に対する票が割れた結果、スコラが選ばれたようだ。それでも20票中8票と、半分近くを得たのだから、それだけアルゼンチンの準優勝が評価されているということだろう。
 バルボサの1票はブラジル記者からの投票だろうか。確かに、チームへの貢献度という面ではバルボサはスコラやレブロンにも劣ってないけれど(準決勝も、バルボサがファウルトラブルで引っ込んでいる間に点差をつけられた)、期待はずれの結果に終わったチームからMVPを選ぶのはかなり抵抗がある。ま、その1票で結果が変わったわけではないけれど。


Posted by Yoko Miyaji at 15:19  アメリカ大陸予選