2007.06.11

NBA Finals 2007 (2) 考える人、レブロン

 きのう(現地6/9)の練習日、記者会見中のレブロン。真剣な表情で一点を見つめ、すっかり“考える人”になっていた。

 第1戦の内容と結果を考えると、スパーズ・ディフェンスの攻略法を考えていそうだけれど、実は全然違って、最近見た映画とその評を聞かれたときに、一番最近見た映画が何だったかを必死で思い出しているところ。ちなみに、最近見たのはスパイダーマンで、「僕にとっては少しロマンティックで、少し長かったけれど、でもとても面白かった」とのこと。

 第1戦と第2戦の間の2日間、そんなオフビートな質問が記者会見で飛び出すくらい、キャブスの面々は明るく、リラックスしていて、このファイナルの大舞台を楽しんでいると言う雰囲気がありあり。オフの2日間だけでなく、第1戦の直後も、記者会見場に来たレブロンは質問に答えながら時々笑顔を浮かべていたのだ。

 これをどう受け止めるかは人それぞれ。真剣に勝ちにいっていないのではないかという批判をする人もいるかもしれない。逆に、王者スパーズ相手に初戦を負けてもまだ余裕と見る人もいるだろう。私の意見はどちらかというと後者。余裕というと少し言いすぎかもしれないが、いくらスパーズが相手といっても、レブロンは(そしてそうなればキャブスも)、2戦、3戦と少しずつ経験値をあげ、対応していける選手だと思うし、レブロンもその自信があるのだろう。そして、そういったレブロンの成長、変化が今回のファイナルで私が一番見たいものでもある。

 もちろん、レブロンがプレーのレベルをあげたからといってすぐに勝利につながるほどスパーズは甘くないとも思うけれど、それでもきょうの第2戦は初戦よりも見応えがある試合になるはず。


Posted by Yoko Miyaji at 03:58  NBA