2006.07.10

SPL(2) Japan connection

 2年くらい前から、SPL(Summer Pro League)でプレーする日本人選手が増えてきた。今年もエージェントチームでプレーした日本人が5人いた。そのほかにSPLのトライアウトを受けた日本人も何人かいたらしい。
 そういえば、今年SPLでプレーしている5人は偶然ながら、全員がそれぞれチームのトライアウトを受けるなど、SPLトライアウトを受けずに直接チームに入っていた。SPLトライアウトは300ドルだか350ドルだかの料金がかかるだけに、こうやって直接チームに入れれば金銭的には節約できる。ただしこれまでのアメリカでの経験などによるツテがなければ、直接チームに入るのも簡単ではない。

(注) 同じSPLで試合をしているが、エージェントチームとNBAチームはまったく別。今年NBAチームでプレーしている日本人は田臥、日本でプレーしていたアメリカ人もパーキンズだけ。そのほかの選手はエージェント・チームのメンバーとしての出場だ。同じ会場で、しかも続けて試合が行われているので混乱しがちだが、NBAチームとエージェントチームははまったく別のリーグの扱いで、NBAチームとエージェントチームが対戦することはなく、レベルも違う。エージェントチームのほうに、ボー・アウトローやペニー・ハーダウェイのようなNBAのベテラン選手が、夏のお楽しみで出場することはある。エージェントチームも決してレベルが低いわけではないが、NBAのサマーリーグに比べて組織プレーはあまり期待できず、選手個々の能力による試合の場と考えていたほうがいい。組織プレーで実力を発揮する日本人選手は、このSPLでアメリカ・バスケットボールの洗礼を受けている。

 このSPLはまた、日本のチーム(JBL, bjリーグ)が外国人選手をスカウトする場ともなっており、期間中は多くのコーチがここを訪れている。日本だけでなく、アジアでは韓国のスカウトもかなり熱心に毎日訪れていた。ヨーロッパのトップクラスはNBAサマーリーグのスカウティングをしているが、少し下のほうのリーグはエージェントチームのスカウトもしている。さらに、そういったチームに自分の契約選手を売り込むエージェントも大勢いる。さらに、審判にとってもトレーニングの場となっているので、審判のディレクターも審判の一挙一動をじっと見て、採点したりアドバイスしたりしている。エージェントチームの試合のとき、会場を見渡すと観客の8割くらいはそういった関係者だったりする。

◎今年のSPL(エージェントチーム)に参加した日本人選手と、昨季日本でプレーした選手
(( )内は昨季の所属チーム)
Carson Buzz
栗原祐太、倉澤健二
P1130867ss.jpg

Team Game
澤岻直人(アイシン)、ウィリアム・ピッペン(東京アパッチ)
  (ただしピッペンは途中でチームを離脱)
P1130920ss.jpg

Hoosier Daddy
ジャック・ハートマン(大分ヒートデビルズ)
P1130869ss.jpg
マット・ギャリソン、アントニ・ワイチ、佐藤公威(新潟アルビレックス)
P1140572ss.jpgP1140583ss.jpg

LA Stars
マット・ギャリソン、アントニ・ワイチ、佐藤公威(新潟アルビレックス)
(ギャリソンとワイチは二チーム掛け持ち。佐藤は終盤の数試合で両チームに合流)

Next Level Atheletes
岩佐潤
P1140452ss.jpg

審判
大河原則人(bjリーグ)
 (一番上の写真の左側にも写ってます)
P1130836ss.jpg

(7/18、写真を加え、文字を追加しました)



Posted by Yoko Miyaji at 18:41  Japanese players in USA】 , 【日本のバスケ