2006.06.17
NBAファイナル・レポート(4) ボリス・ベッカー
14日の両チーム練習取材のとき、スタンドには各国報道陣に混じって元プロテニス選手、ボリス・ディッカーの姿が…! 胸を見ると、彼の名前がしっかり入ったプレスパスを下げている。Premierというのは、ドイツのケーブルテレビ局の名前。このPremierのレポーターとして、ノヴィツキにインタビューをするのがファイナルでの彼の仕事らしい。
スイスに住んでいるベッカーだが、マイアミにもアパートを持っていて、実はヒートのファン。なんともう8年もの間ヒートのシーズンチケットを持っているというから筋金入りだ。でも、このファイナルだけは母国のスーパスター、ノヴィツキの応援団でもある。「本当はノヴィツキがヒートのユニフォームを着てくれると一番いいんだけどね」と本音もチラリ。
二人が知り合ったのは2年くらい前だそうだが、子供の頃からスポーツ少年だったノヴィツキ、テニスも大好きだったというから、同じドイツ人スターのベッカーのキャリアも興味を持って追いかけてきたのだという。同じように海外に出たスポーツ選手として、スーパースター同士として、理解しあえるところも多いのだろう。
それにしても、今はドイツといえばノヴィツキが出るNBAファイナル以上に、地元で開催されているサッカーのワールドカップが話題のはず。ベッカーも、ワールドカップのドイツ対コスタリカを見てからマイアミに到着、このあともまたワールドカップを見るためにドイツに戻るのだとか。
ワールドカップのドイツチームについて聞かれ、「ドイツのトレードマークはいつもディフェンスだったけれど、今のチームは若くて、オフェンス重視のチーム。1試合目、コスタリカに2ゴール入れられたことで批判もされているけれど、でも勝つことが大事だ」とコメントしていた。
ノヴィツキのほうは、ワールドカップは結果だけチェックしているものの、ファイナルの間はファイナルに集中していてテレビ放映(サッカー不毛の地と言われたアメリカでも全試合、ESPNまたはABCで見ることができるのだ)までは見ていないらしい。このあたりの話は、ナンバーのワールドカップ増刊1号に掲載されているコラムで書いているので、興味ある方はそちらをどうぞ。






