【短期連載】倉石平US研修2018(UTAH~LA)⑥
13時半から本日のメインイベントであるジャズのコーチたちと私たちのミーティング。いろいろなことを教えてもらった。彼らは情報交換だと認識しているようで、われわれの考え方を欲しいと言ってきたが、世界最高レベルに何を言えるのかと考えてしまった。ただ、本当にいろいろな角度で、いろいろな場面を想定して考えているのだと感心させられた。
練習場でアントニオ・ラング氏と
ディフェンスやオフェンスのセットに関しては、全ての対戦にアジャストし、そのたびにオフェンス、ディフェンスを変えているのもすごい。また、昨シーズンにジャズは300を超えるセットプレーを使っていたというのは、驚きしかない。当然、プレーヤーやコーチが賢くなければNBAでは残っていけないのである。情報収集も毎日行っているようで、コーチはシーズン中、2~5時間程度の睡眠しか取れない過酷な仕事のようだ。(つづく)
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(月刊バスケットボール)