【短期連載】倉石平US研修2018(UTAH~LA)②

『月刊バスケットボール』で“バスケットボールを極める(NBAセットプレー図鑑)”や“バスケットボール用語辞典”を連載中の倉石平氏(早稲田大スポーツ科学学術院教授/元男子日本代表ヘッドコーチ)が、アメリカのユタとロサンゼルスへ向かいさまざまな研修を行ってきた。その模様を全8回にわたって短期連載!  

【第2日目】

 朝から何も予定なく、ソルトレイクの街をどことなく歩く。ショッピングモールを中心に歩くが、目的がないとただ疲れるだけといった感じだった。  

 午後にラング氏と連絡が取れ、ジャズのホームコートであるビビント・スマート・ホーム・アリーナへ。個人のゲーム前のシュート練習を行っていたが、ただスケールの大きさ、サイズの違い、そしてコーチ陣の多さに驚かされた。

  オクラホマシティ・サンダー@ユタ・ジャズ  

 サンダー@ジャズは、序盤からジャズペースでうまく展開。特に、ジャズのオフェンスにサンダーが対応できず、PGのリッキー・ルビオのアシストがさく裂する。しかし、後半になって、サンダーのポール・ジョージのシュートが全部決まったのではないかという決定率を見せて41得点を荒稼ぎ。終盤、1点差にまで迫ったジャズだったが、フリースローが落ちて敗れた。これだけの接戦であれば、チームも観客も興奮するはずだ。「さすがNBA!」と言わざるを得なかった。



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