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「もう1年がたつんですね。本当に早かったな…、この1年は……」
東京体育館のフロアに立ったシンは感慨深げにコートを振り返った。
「私たちって、去年は開会式に出てないんですよ。その時はインドにいましたから」
ジャパンエナジーJOMOサンフラワーズの一員として、ウインターカップ2001の開会式に招待されたシン。晴れの舞台で胸を張って入場行進をする選手たちの姿を見て思い出したのは、その前年、ウインターカップ直前に女子アジアジュニア選手権に出場して、日程の関係上、開会式に出場できなかったことだった。
「開会式って結構重要なんですよ。『さあ、これから大会が始まるんだ』って気持を切り替えることができるし、やっぱり気合が入りますから」
シンは3年連続出場したウインターカップで一度も負けたことがない。5連覇中の桜花学園高において、シンはその3回分、主力選手として優勝に貢献したのだ。
「ウインターカップはその年の最後の大会です。1年の総まとめとして、とても大切にしていた大会でした。特に3年生になると、高校生活最後の大会となるのです。去年はインドからの強行日程の中での大会でしたけど、最後だからやらなければならなかった……」
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東京体育館を訪れたシンは後輩を激励
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金髪のカツラを被って3ポイントコンテストに登場。場内を沸かせた
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もちろんコンテストはまじめに模範演技!
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BSフジ『週刊スポーツTV』の取材を受ける
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シンは、開会式の後、久しぶりに後輩たちに対面した。懐かしい顔がシンを取り囲む。シンは「優勝を期待しているよ」なんて、ありふれた激励はしなかった。
「みんな厳しい練習を積んでこの大会に臨んでくるのです。だから『頑張れ!』としか言えなかった。多くを語らなくても、きっとみんなはやってくれるはずです」
東京体育館はシンを育ててくれた場所。その原点に帰り、2001年を振り返った。
「高校を卒業して、ナショナルに選ばれ、世界ジュニアにも出場し、バンコクABCも体験。そして、あっという間にリーグが始まり、本当にめまぐるしい1年でした。もっともっとトレーニングを積んで、プレイの質を高めていきたいと思います。でも今年って、憧れのナショナルとエナジーのユニフォームを着ることができて、一生思い出に残る1年だったと思います。これからは、競った試合にもポイントガードとして出していただけるよう頑張ります。サン(川上)さんやヒラリ(桜庭)さんのように」
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