日本、有終の美を飾る (2001.7.22)
 日本が有終の美を飾った。勝つ試合というものはこういうものなのだろう。日本はオフェンス、ディフェンスとすべての面で積極的にプレイした。今大会課題となっていたリバウンドも初めて相手チームを上回る本数(40-37)をあげ、終始日本ペースで試合を運ぶことができた。
 昨日の中国戦で、エースセンター#13重田がひざを負傷したため、#10畑がスタートに復帰。#10長南とのインサイドに不安があったが、体を張ったディフェンスでマリに思うようにシュートを打たせなかった。さらには他のメンバーも随所にテイクチャージし、第2ピリオド終了時には17点のリードを奪った。第3ピリオド、さらにプレッシャーがアップした日本のディフェンス。オフェンスでも、現在得点王の#4大神が確率のいい3Pシュートと思い切りのいいドライブで加点、#8田中の速攻も出て、勝利をほぼものにした。第4ピリオドには控えメンバーがコートに入り、#7花田、#9谷川、#12石岡が得点をあげ、日本ベンチは大いに盛り上がった。
 日本はこの勝利で11位が確定。「リバウンドが取れたことと速攻が出たのが勝因。もうひとつは勝ちたかったが、選手はよくやったと思う」。安堵の表情を見せる井上ヘッドコーチは、選手へのねぎらい言葉でコメントを締めくくった。現在、第1試合が終わった段階かので確定していないが、大神が37得点をあげたことで得点王がほぼ確定した。日本にとって、4年前のブラジル大会の三木聖美(現:シャンソン化粧品)に続く、2大会連続の受賞だ。

【最終スコア】
日本 83(20-12,21-12,21-4,21-14)42 マリ
#4大神37得点(3P:6/11)、6リバウンド、#6田渕12得点(3P:3/6)、6リバウンド、#8田中11得点9リバウンド、#10畑10得点、#11長南7リバウンド
文責:月刊バスケットボール編集部

所属: ジャパンエナジーJOMOサンフラワーズ
ポジション: ガード
ニックネーム: シン
生年月日: 1982年10月17日
出身地: 山形県山形市
身長/体重: 170cm/66kg
血液型: A型
小学生時代、父親(山形大学バスケット部監督)の留学のためアメリカ・ロサンジェルスで1年間生活。この間にバスケットボールを始める。山形市立第一中学では3年生の全国中学生大会で準優勝。女子バスケットの名門である名古屋短大付属高校(現・桜花学園)に進学。3年間で全国大会(インターハイ、国体、ウィンターカップ)7冠の快挙を達成。2000年12月、インドで開催されたアジアジュニア大会で準優勝、大会の得点王をとなる。この大会でことし7月にチェコで開催される世界ジュニア選手権の出場権を獲得。また、現在は日本代表候補にも選出されている。この春からは昨シーズン、オールジャパン、Wリーグと2冠を達成したジャパンエナジー・サンフラワーズ入り。日本国内、また世界の舞台での活躍が期待されている。