7月28日〜8月5日まで徳島県徳島市で開催された「第24回FIBAアジア男子選手権大会」はイランの初優勝で幕を閉じた。日本は7−8位決定戦でカタールと対戦。4Q終盤まで日本がリードしていたが、残り5分を切り逆転を許すと、そのまま逃げ切れらて8位の結果で大会を終えた。
日本のスターターは五十嵐、折茂、網野、竹内(公)、青野の5人。序盤戦は桜木、川村の内外角からの攻めでリードした日本だったが、カタールもムサ、セイドで反撃して前半は38−34とわずかに日本がリードして折り返す。
3Qに入ると出だしはカタールのペースとなり40−40と同点となる。その後、日本は竹内(公)がリバウンドで踏ん張り、川村が3Pシュートを決めると、故障を抱えた柏木も3Pシュートを沈めて再び57−49と日本がリードを奪い返した。そして4Qはカタールのダウドに連続で3Pシュートを許すものの、日本は川村の連続3Pシュートで点差をキープ。ところがここから日本は得点が止まってしまい、その間、カタールのアリの速攻、リバウンドショットで63−64と逆転を食らう。そこで奮起したのが竹内(譲)。フリースロー、3Pシュートと奮闘し追撃したが、結局、カタールにシュートを入れ返されて逃げ切られた。
この結果、日本は1993年のジャカルタ大会の7位を下回る8位となった。試合後、鈴木ヘッドコーチは、「今年の4月から3か月間全力でやってきた。しかし結果が出なかったのはコーチの責任」と話しながらも、今後の進退についての具体的なコメントはなかった。
決勝はイランvsレバノンの対戦だったが、チーム・ディフェンスの強さを見せたイランがアジア選手権で初の栄冠に輝いた。それと同時に来年の北京オリンピックの出場権を獲得。なんとイランのオリンピック出場は、1948年のロンドン・オリンピック以来実に60年ぶりの参加となる。また3位決定戦の韓国vsヨルダン戦は韓国が勝利し、準優勝のレバノンとともに来年プエルトリコで行われる予定の世界予選への出場権を得た。
長いようで短かったオリンピック予選。もしかしたら…と期待していた日本が、8位でワーストワンの記録となりがっくりしていたところ、優勝したイランのポイントガード、カムラニィ選手に、「こんなに日本は環境がいいのになんで優勝できないの?」と言われてしまった。心臓にグサリと突き刺さった鋭いコメントだった。