すでに2連勝してグループB1位が決定している日本は、第3戦でクウェートと対戦。スターターは五十嵐、川村、桜井、竹内(公)、青野のラインナップとなり、若手中心のメンバーで臨んだ。
日本の速い展開に対してクウェートはディレードオフェンスで対抗してきたが、日本は切り込み隊長の桜井が相手ディフェンスを切り裂き、得点を積み上げていった。また若手だけでなく、途中出場の佐古の落ち着いたリードで折茂が流れを引き寄せるシュートを放ちベテランコンビも持ち味を発揮。完全にゲームを支配した日本は、前半を終えて47−17と大量リードを奪った。
後半も日本の勢いは止まらず、ヤングエース・川村が大爆発! 3Qだけで3Pシュートを5本沈めると、1、2戦は空回り気味だった竹内(譲)がこの試合で自身のリズムをつかみ、終盤にはアリウープを決めるなど積極的なシュートを見せ存在感をアピール。レバノン戦で出番のなかった山田も9得点、7リバウンド、4アシストと貢献。格下のクウェートとはいえ、チームリバウンドでもクウェートの25本に対して日本は44本と、最終スコアの101−48とともにクウェートを圧倒した。
さあいよいよ次は2次予選ラウンド。これからが本番とも言えるタフなゲームが続く。鈴木ヘッドコーチは2次予選ラウンドを見据えて、「ヨルダンとカザフはどちらかというと身長もバスケットもヨーロッパスタイルのチーム。(2戦目の)韓国は今までやったチームとはまったく違うタイプのバスケットをしますが、まずはカザフに勝つこと。そして一戦一戦大事に戦いたい」とコメントした。
アジアレベルの国際大会で100点ゲーム2試合とか、狙いどおりの見事な逆転というスカッとする勝ち方なんてほとんど見たことがない! 過去4年間、前ヘッドコーチのジェリコ氏が行ってきた若手育成の成功と、鈴木ヘッドコーチの頭を使ったバスケットが融合されて、今、日本代表は歴代でもトップクラスの力を持ったチームへと成長している印象だ。