ついに開幕した世界選手権。地元開催の出場とはいえ日本にとって1998年のギリシャ大会以来の世界の舞台だ。日本の初戦はヨーロッパ大陸2位のドイツ。ダーク・ノビツキー率いるドイツは優勝候補の一角でもある。
この日の日本のスターターは五十嵐、折茂、網野、竹内(公)、古田。最初の得点を奪ったのは日本。五十嵐がドライブのファウルでもらったフリースローを確実に2本沈め、続けてジャンプショットで日本に勢いを呼び込むと、網野も3Pシュートで追随する。一方ドイツは、ノビツキーが爆発。ドライブから3Pシュートまで幅広いエリアで得点の山を積み上げていく。1Qこだけで21得点あげてエースの存在を示し、34‐20とドイツが大量リードで1Qが終了。
2Qに入ると日本は桜井、山田のバスカン、柏木の速攻、それに加えて五十嵐−柏木のツーガードで変化をつけて反撃。守ってはドイツを3分間ノーゴールに抑え、18点差あったスコアを37-50と詰めて前半を終える。
後半に入ると開始4分半、再び42-61と19点差をつけられた日本はタイムアウトをとって気合いを入れ直すと、竹内(公)がゴール下のシュートを決め、網野の速攻、折茂の3Pシュートと怒濤の攻撃。残り31秒には竹内(公)のドライブからのダンクシュートで56-64と射程距離にとらえる。しかし、4Qは柏木、折茂の連続得点で互角の勝負をしたものの、70-81で惜しくも敗れた。結果は敗戦だったが、日本は全員が出場、内容的にも気合いのこもった自分たちらしさが随所に出て、いい入り方ができた。
「世界でもトップチームのドイツに対して、日本は最後までいい戦いができた」と、パブリセヴィッチ・ヘッドコーチは選手たちをたたえた。折茂も「集中力が切れる場面は何度かあったが、チームとしてその時間も短くなった。次のアンゴラ戦ではもっといいパフォーマンスをみせたい」と健闘を誓った。