韓国 2004年1月18日(日)
19:00
日本
[ 72 - 81 ]

 日本 81(13-11、11-17、19-13、13-15、9-9、16-7)72 韓国
 日本が再延長の激闘の末に韓国を下して勝利。上位3ヵ国に与えられるアテネへの切符を見事に獲得した。韓国は2000年、2002年の世界選手権で4位、世界ランク6位の強豪。予選リーグでは為すすべなく32点差で敗れている。
しかし、この日の日本は気持ちを見事に切り替え、これまでの予選リーグの戦いとは、打って変わった姿がコートにあった。粘るディフェンス、執念のゴールで韓国に食らいつく姿に、仙台市体育館4,000人の観客のボルテージは最高潮に達し、終始「ニッポン」コールを送り続けた。

3Q、一時は8点離れた点差を#7薮内、#10矢野、#11江口、#12立川、#15永田ら、今まで組み合わせたことのない中堅・若手メンバーで縮めていく。#7薮内の落ち着いたコントロールから、要所で決まる#10矢野の3ポイント、この日18本をもぎとった#15永田のリバウンド、#4立川のスティールからの速攻、#11江口のドライブインが決まるなど、“無心”でゲームに入り込んでいた。
「今まで主力を引っ張りすぎて疲れてしまったので、今日は早め早めのメンバーチェンジをした。誰がゲームに入り込んでいるかを見てコートに出す選手を判断した。5ファウルをするまで代えるつもりはなかった」という内海ヘッドコーチの言葉通り、この試合ではこれまでチームを引っ張ってきた#4浜口、#6大山、#9楠田(体調不良で欠場)ら主力選手を休ませての決戦だった。当初は明日の3決のことを睨んだ選手起用ということもあったが、「試合中は明日のことは考えていなかった。流れを見て勝負できると思ったので勝負にいった」と内海ヘッドコーチの采配にも力が入った。

韓国はプレッシャーからか、今まで見たことのないシュートミスやパスミスを連発。まったくリズムに乗れずに最後まで立て直すことができなかった。リバウンド数でも日本55本、韓国37本と高さ勝負でも日本に軍配が上がった。
「日本の選手は全員が120%の力を出し、韓国の選手は50%も出せなかった」と韓国・朴ヘッドコーチは肩を落とした。試合後、「もうこんなゲームは二度とできない」と語った内海ヘッドコーチのコメントは正直な心境だったに違いない。

81-72で50分間にわたる再延長を制した日本は、19日、中国との決勝戦に挑む。3決は韓国とチャイニーズタイペイの間で行われる。