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決勝は岐阜女vs桜花学園の東海対決に!
 【桜花学園vs東京成徳大】

 今大会最注目となった準決勝の桜花学園vs東京成徳大戦。試合はいきなり桜花の得点ラッシュで始まる。開始約2分で8-0とすると、その後は成徳も#7間宮を基点にシュートを入れ返したが、桜花が8点のリードを保ったまま1Qを終えた。2Qに入ると互いに重い展開に。中でも成徳はシュートを決めきれず得点が伸びない。成徳を得点をこのQで9点に抑えた桜花が13点差をつけて前半を終了した。

 後半、追い上げたい成徳だったが、シュートを決めてもすぐに桜花が決め返し、連続で得点をあげることが出来ない。4Q序盤には桜花#8高田が4ファウルとなるも、交代で出場した#15渡嘉敷が慌てることなく得点。常にリードを保った試合運びで桜花が会心の勝利で決勝へと駒を進めた。

【岐阜女vs中村学園女】

昨年のウインターカップ決勝と同カードとなった準決勝の第2試合。中村がスタートダッシュに成功する。要所で3Pも決まり、1Qは23-14と7点のリードで終えた。しかし2Q、岐阜女は#6茅谷らでコツコツ得点していくと、2Q残り3分で中村をとらえる。守っては激しいディフェンスで中村のインサイド陣に容易に得点を与えず、1点差に詰めて前半を終えた。

3Qは一進一退の展開に。岐阜女は#4伊藤の3Pや#10森本のドライブ、中村は#4吉田の3Pなどで点を取り合っていった。2点のリードで迎えた4Q、岐阜女は序盤に連続得点でリードを奪う。一時は8点差までつけたが、中村も#12川原のバスカンなどで応戦。しかし、中村はこのわずかな差が詰めきれず、#5水谷のスティールなど最後までアグレッシブに動いた岐阜女が中村を振り切った。

決勝戦の見どころ

 6月に行われた東海大会の決勝の再戦となった桜花学園vs岐阜女。高さでは圧倒的に桜花が有利だが、スピードで勝る岐阜女は昨年のウインターカップのように足を使って桜花をかき回したいところ。岐阜女にとっては東海大会のリベンジ。そして桜花にとっては昨年のウインターカップ(4回戦)でのリベンジ。意地と意地の戦いは、気持を前面に出した激しいバトルが見られそうだ。

月刊バスケットボール/田島 早苗 

東北対九州の準決勝は2カードとも劇的な幕切れ
 来襲した台風さながら、唐津市文化体育館で行われた男子準決勝は歓喜と落胆の渦に巻き込まれた。

 緒戦は能代工と福岡第一の対戦。能代工は準々決勝の洛南戦で大接戦を制しており、その勢いを準決勝に持ち込みたいところ。対する福岡第一は、これまですべての試合を20点差以上で勝ちあがり、圧倒的な強さを見せていた。

 一進一退の展開が続き、62−53と能代工リードで迎えた4Q、第一が#14並里の鮮やかなドライブなどで一気に猛追する。残り6分22秒、さらに並里が滞空時間の長いダブルクラッチのバスカンを沈めると、館内は一気にヒートアップ。このワンスローもしっかりと沈め、68−70と第一が2点差に詰め寄った。ここから第一が入れては能代が入れ返す息を呑む展開が続く。試合は最後の最後までもつれ、残り10秒を切った同点の場面、ここで並里がドライブを仕掛けてまさかのスリップ。このこぼれ球を能代工#6高橋(健)が砲弾のごとくあっという間にブレイクを沈め、81−79で残すは3.4秒となった。第一のタイムアウト後のスローインで並里にパスが渡るも、またもボールがスリップしてしまいタイムアップ。持ち前のブレイクで勝利をかっさらった能代工が決勝にコマを進めた。

試合終了後は抱き合って喜んだ能代工メンバーだったが、「うれしいですが、明日勝たないと意味がないので気持は切り替えています」と#5満原は表情を崩さず、目の前の大濠対明成戦を見つめていた。能代工は3年前のウインターカップ以来となる王者の称号に、ついに王手をかける。

続く大濠対明成もデッドヒートとなった。3Qで大濠が#9久保田のインサイド、#5崎浜のスティールで波に乗り最大15点差がつけるも、#9佐藤(文)、#13石川の2年生コンビの3ポイントが爆発し、明成も喰らいついていく。4Q残り7分50秒、石川の3Pで明成が一時逆転するが、「点の入れ合いではうちに分がある」(田中コーチ)大濠が104−98で逃げ切った。

これにて、明日の決勝のカードも東北対九州の戦いとなる。準決勝のように、粘りの東北対爆発力の九州のゲームが明日も見られそうだ。

月刊バスケットボール/藤原 聖羅 

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