男子出場校 | 女子出場校 | 男子組合せ | 女子組合せ | 速報メール | 日程&結果 | 記者の目

8/2 8/3 8/4 8/5 8/6 8/7

東京成徳大のスーパールーキーのインターハイ
 東京成徳大のスタメンを担うルーキー#13間宮は、中3次には全中優勝に輝き、自身もMVP級の活躍でチームを牽引。すでにU-18、U-20日本代表にも選ばれている選手。今大会でも1年生とは思えないほどのパワーと高さで他を圧倒していた。
しかし、東京成徳大は準決勝で桜花学園の前に敗退。間宮が高校生となって迎えた初めての全国大会はベスト4という成績で幕を閉じた。
「マッチアップした#4服部さんもうまいし強い。それに途中から出場した#15高田さんもやりにくかった」  スーパールーキーが初めて感じた高校トップレベルの壁。だが、「守るだけで精一杯の選手にはなりたくない。ちょっとしたチャンスでのシュートを確実に決められるようにしたいです。まだ1年生なんでこれからです!」と、試合後の間宮の顔に悲壮感はなかった。
 インターハイでの経験をさらなるステップとして、スーパールーキーが大きくなって再び全国の舞台に戻ってくることを期待したい。
月刊バスケットボール/田島早苗

身震いが止まらなかった“イエロー最強決定戦”
 試合開始前、北陸#6篠山は「イエロー最強決定戦に行ってきます!」と力強くコメントした。男子準決勝第2試合を戦う北陸と延岡学園は、共にイエローをチームカラーとするチーム。ベンチ、両応援団共に鮮やかな黄色に染まり、ティップオフを迎えた。
 互いに速攻とインサイドでの攻撃を身上とするチーム。手に汗握る攻防を繰り広げ、4Qまでまったくの互角の展開を見せた。勝敗を分けたのはディフェンスの気迫。残り3分から北陸は#5多嶋を中心とするガード陣が激しい当たりを見せて延岡学園のボール運びを阻止する。ボールを奪うと矢のような速さでゴールへ飛び込んでいき、7点のリード。延岡学園も気迫では負けず、#5ファイのゴール下などで追い詰めるが、勝負所でたたみ掛けた北陸が82−79で勝利を収めた。
「ディフェンスから速攻へつなげるのは、自分たちのバスケット。それを貫けただけ」と、北陸#5多嶋はさらりと言いのけた。40分間最後まで気持が切れなかった北陸が今年の“イエロー最強決定戦”を制したのだ。
月刊バスケットボール/石原 健司

女子決勝の見どころ
【中村学園女vs桜花学園】
 今年の女子決勝は中村学園女と桜花学園の対戦となった。この両チームのここまでの勝ち上がりは対照的だ。
 中村は2回戦から安定した試合運びで他を圧倒。準決勝の金沢総合戦でも金沢総合のエース#7中畑をチームディフェンスでシャットアウトしてペースをつかんだ。終盤、金沢総合の捨て身の追い上げを食らったが勝敗はすでに決していた後。万全な態勢で決勝戦にコマを進めた。
 桜花は4回戦、準決勝と熱戦を制しての決勝進出だ。試合から接戦が予想されていた東京成徳大との準決勝では、主力にファウルトラブルが出て、成徳を追いかける苦しい出だしとなった。この場面で控えの#14後藤、#15高田の2年生コンビがそれをカバーする働きを見せ、徐々に挽回する。終盤、桜花は逆転するのだが、桜花らしい力強いプレイで成徳を圧倒していったあたりは、往事の強さがよみがえってきた感がある。
 決勝戦の注目は桜花#4服部、中村#10森というU-18日本代表のセンター対決だ。森は4試合で80得点をあげ、一方の服部は70得点と、ともに安定したプレイを見せている。マッチアップが予想されるこの2人がどのように攻め、どのように守るかがチームの勝利を呼び込むだろう。ゴール下、特にリバウンド争いでどちらのチームが主導権を握るか?! またファウルトラブルも気になるところだ。
 中村が勝てば13年ぶり2回目、桜花が勝てば2年ぶり14回目のそれぞれ優勝となる。
月刊バスケットボール/入江美紀雄

男子決勝の見どころ
 茨城インターハイ以来、4年ぶりの優勝を目指す北陸と、京都インターハイ以来、9年ぶりの決勝進出となった洛南の対戦。洛南の優勝は、1990年の仙台インターハイまでさかのぼる。
 一番の注目点は、洛南のエース#5湊谷を、北陸がどう抑えるかだ。準決勝では不発だった湊谷だが、内外角での破壊力は抜群なだけに、北陸ディフェンスはまったく気が抜けない。洛南も北陸の#5多嶋、#6篠山の超速ガード陣の速攻には要注意だ。
 インサイドの攻防も見逃せない。北陸は#10馬を起点にして、スキを見て#7井手らフォワード陣が飛び込んでくる。洛南もルーキーの#10谷口がしっかりと根を張り、#11田村や#5湊谷がゴリゴリとディフェンスをこじ開けていく。洛南もう1人のルーキー#15比江島にも注目だ。
 また、攻防の展開が非常に速くなり、互いに一度火が点いたら容易には止められないほどの爆発力を誇るため、1つの大きなミスが大ダメージにつながる。一瞬たりとも気の抜けない戦いとなりそうだ。
月刊バスケットボール/石原 健司