大会2日目にシード校が続々と登場する中、メイン会場の大阪府立体育会館では、2回戦で当たるのは非常にもったいないカードが組まれた。
「市柏 vs 福岡第一」
関東大会を制したものの、千葉県予選で市船橋に敗れてシード権を逃した市柏と、九州大会3位ながら、優勝した延岡学園と大激戦を繰り広げた福岡第一。実力のあるこの両チームが2回戦で当たるということで、Bコートの周囲は観客でごった返していた。両チームのヘッドコーチも「この試合が勝負」と意気込み、気合の入った檄を選手たちに飛ばしていた。
試合は予想に違わぬ好ゲームとなる。市柏が#7于のインサイド、#6本田のアウトサイドで果敢に攻め立て、対する第一も#12熊のインサイドで一歩も引かない。前半を終えて4点差。3Qを終えて1点差と、完全なガチンコ勝負となる。市柏はチェンジング・ディフェンスで相手を揺さぶり、第一は激しいマンツーマンでプレッシャーをかけていたため、両チームともにファウルがかさんでいた。
そのダメージをモロに受けたのは市柏だった。
4Q残り4分でリバウンド、ブロックと猛威を振るっていた#7于が無念のファウルアウト。ここがチャンスとばかりに第一はインサイドを中心に攻めたて、残り2分で5点のリードを奪う。しかしメンバーは小さくなっても気持で負けない市柏はキャプテン#4?の3Pで2点差とし、最後に望みをつなぐ。しかしその望みを断ち切ったのは、第一の1年生コンビだった。
#11早川は大事なリバウンドを奪ってチームを落ち着かせ、さらには#6狩野がその早川のアシストパスから3Pを沈める。最後のシュートも狩野から早川のコンビプレイ。上級生たちの調子が悪い中、フレッシュ・コンビが窮地を救ったのだ。
福岡第一の次の相手は延岡学園。「九州大会で負けた後から、延学を意識して必死に練習してきました。絶対に練習の成果を出して勝ちます!」と、フレッシュ・コンビは揃って力強いコメント。明日の戦いも決して見逃すことはできないだろう。