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大阪薫英女学院が地元の意地を見せて勝利!
 2回戦の好カードとなった大阪薫英女学院(大阪)対九州女(福岡)との一戦。

 試合は、エース#7大庭を擁し九州大会では準優勝に輝いている九州女に対し、地元・薫英が気迫勝ちを収めた。

 1Q、出だしこそリードを許すも、薫英は#13田中がエンジン全開。立て続けにシュートを決めチームを奮い立たせる。これに他のメンバーも続いていき1Qを3点リードして終える。2Qでは九州女の得点を9点のみに抑えると、攻めては堅実なシュートで突き放しに成功。12点のリードを奪って前半を折り返した。後半に入っても薫英は、中外とバランス良く加点。九州女も#7大庭が奮闘したが、薫英は九州女につけ入る隙を与えず、3回戦へと駒を進めた。

「あそこまでやられるとは思わなかった。対応が遅れてしまった」と、九州女・池田コーチをうならせた#13田中はこの試合3P6本を含む34得点の活躍。また、#12栗原は激しいディフェンスで九州女#7大庭をマーク。#4安川、#5森ら3年生も要所で得点にからみ、まさに全員で勝ち取った勝利となった薫英。何より“負けられない”という強い思いが選手たちのプレイからはにじみ出ていた。

 1回戦で宇都宮中央女(栃木)に1点差で涙をのんだ羽衣学園。そして今日、金沢総合の前に最後まで粘りを見せたものの5点差で敗れてしまった樟蔭東と、大阪勢は2チームが敗退。残すは薫英のみとなった。『薫英には頑張ってもらいたい』とは、会場スタッフの地元高校生たち。地元の大応援を背に受け快進撃となるか?! そんな薫英は明日の3回戦で#15バナ(196cm)を擁する倉敷翠松(岡山)と対戦する。

月刊バスケットボール/田島 早苗 

もう少し後に見たかった2回戦の好カード。窮地を救ったフレッシュ・コンビ!
 大会2日目にシード校が続々と登場する中、メイン会場の大阪府立体育会館では、2回戦で当たるのは非常にもったいないカードが組まれた。

「市柏 vs 福岡第一」

 関東大会を制したものの、千葉県予選で市船橋に敗れてシード権を逃した市柏と、九州大会3位ながら、優勝した延岡学園と大激戦を繰り広げた福岡第一。実力のあるこの両チームが2回戦で当たるということで、Bコートの周囲は観客でごった返していた。両チームのヘッドコーチも「この試合が勝負」と意気込み、気合の入った檄を選手たちに飛ばしていた。

 試合は予想に違わぬ好ゲームとなる。市柏が#7于のインサイド、#6本田のアウトサイドで果敢に攻め立て、対する第一も#12熊のインサイドで一歩も引かない。前半を終えて4点差。3Qを終えて1点差と、完全なガチンコ勝負となる。市柏はチェンジング・ディフェンスで相手を揺さぶり、第一は激しいマンツーマンでプレッシャーをかけていたため、両チームともにファウルがかさんでいた。

 そのダメージをモロに受けたのは市柏だった。

 4Q残り4分でリバウンド、ブロックと猛威を振るっていた#7于が無念のファウルアウト。ここがチャンスとばかりに第一はインサイドを中心に攻めたて、残り2分で5点のリードを奪う。しかしメンバーは小さくなっても気持で負けない市柏はキャプテン#4?の3Pで2点差とし、最後に望みをつなぐ。しかしその望みを断ち切ったのは、第一の1年生コンビだった。

 #11早川は大事なリバウンドを奪ってチームを落ち着かせ、さらには#6狩野がその早川のアシストパスから3Pを沈める。最後のシュートも狩野から早川のコンビプレイ。上級生たちの調子が悪い中、フレッシュ・コンビが窮地を救ったのだ。

 福岡第一の次の相手は延岡学園。「九州大会で負けた後から、延学を意識して必死に練習してきました。絶対に練習の成果を出して勝ちます!」と、フレッシュ・コンビは揃って力強いコメント。明日の戦いも決して見逃すことはできないだろう。

月刊バスケットボール/石原 健司