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劇的な結末で福岡第一が初優勝を果たす!
 大接戦だった女子決勝のどよめきがまだ残る超満員の松江市総合体育館。男子決勝は異様な雰囲気の中でのティップオフとなった。北陸は#9馬のゴール下、第一は#12ヌロの2連続バスカンなどで加点するものの、両チームともに大舞台のプレッシャーからか、動きが堅い。2Qに入ると、昨日頭部を負傷し、包帯のあとが痛々しい#4寺嶋のこん身のミドル、3Pでリズムに乗った北陸がリード。前半を36-30と6点差で終了する。
 後半に入ると、「持ち味のスピードを出していこう」(#4竹内)と一致団結した第一が反撃ののろしを上げる。#8竹野のブレイクなどで同点にすると、#12ヌロがファウルトラブルを抱えながらもインサイドで奮戦。北陸も#14篠原(徹)のドライブ、#6西村の3Pなどで負けじと加点。勝負は一進一退のまま、ラストQを迎えることになる。残り2分、67-67の同点から、第一#12ヌロがきっちりとフリースローを決め、さらには3Pまで飛び出して5点差。北陸も#6西村のドライブ、ミドルで1点差とするが、さらに第一は#12ヌロがターンアラウンドからのフェイダウェイを決めて3点差。北陸は第一のスローインをスティールし、残り4秒マイボールというラストチャンスを得たが、#7山本の3Pが惜しくも決まらず、第一の勝利。歓喜に沸いた第一メンバーが、コートになだれ込んだ。
「北陸の威圧感はすごかったけど、応援している皆も含めて一つのチームになれてよかった」と、第一#4竹内は胸を張った。この試合39得点をあげたセネガル人留学生#12ヌロの存在は絶大だったが、最後にはチーム全員の気迫でもぎ取った初優勝だったと言えるだろう。
月刊バスケットボール/石原 健司