少年女子 準決勝第1試合
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q 合 計
福 岡 11 14 14 25 64
千 葉 19 5 12 9 46
 好スタートを切ったのは千葉だった。#4南田の思い切りのいいシュートが小気味よく決まってリードを奪った。対する福岡はシュートがことごとくリングを弾き、ペースをつかむことができなかった。2Qに入り、福岡は#11衛藤を投入すると、それまで苦しんでいたリバウンドで千葉を圧倒するようになる。粘り強いインサイドのパワープレイを仕掛け、徐々に点差を詰め、25−25で前半を終了した。
 後半に入っても福岡のパワープレイは続いた。千葉のセンター陣はスタミナを消耗し、シュートがぶれ始める。「離されたのはシュートのこぼれ球を押し込まれた分。仕掛けたかったが、チャンスを逸してしまった」と千葉・鈴木監督が振り返ったように、千葉は足が止まり、反対に福岡は#9藤本のインサイドプレイに加え、#8本山が効果的な3Pシュートを決め、リードを広げていった。
「辛抱できたのが今日の勝因」
 福岡・吉村監督は試合を振り返った

主な個人成績
福岡 #4井上17得点、#8本山13得点、#9藤本11得点
千葉 #4南田15得点、#14伊藤12得点


 少年女子 準決勝第2試合
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q 合 計
静 岡 16 24 23 30 93
愛 媛 9 12 16 21 58
 静岡のスピードに乗った攻撃を愛媛がどのように守るかに注目が集まった一戦。今夏、日立市で開催されたインターハイではそれぞれの母体チームである静岡・常葉学園は優勝。一方の愛媛・聖カタリナ女はベスト4だったが対戦がなかっただけに、ウインターカップの行方を占う意味でも大事な一戦だ。
 1Q、互いに出方をうかがいながらのスタートなったが、静岡自慢の#4櫻田、#5山田、#6三浦のオフェンスが決まりだし、愛媛を突き放しにかかる。愛媛はエース#7近藤の多彩な1対1で応戦するが、もう一人のエース#5川井が静岡#12鈴木に止められてしまい、点差を縮めることができなかった。試合時間が過ぎるにつれ、静岡はスピードに乗ったオフェンスを仕掛け、自分たちのペースをつかんだ。一方、愛媛は#5川井がファウルトラブルに陥り、追撃の手段を失った。
「やはり強いチームはミスがない。うちはつまらないミスをしてしまった」
 愛媛・一色監督は試合後悔やんだ。

主な個人成績
静岡 #4櫻田19得点、#5山田16得点、#6三浦14得点、#12鈴木12得点
愛媛 #6近藤22得点、#9門屋18得点


 少年女子 決勝
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q 合 計
静 岡 29 19 15 19 82
福 岡 21 23 20 8 72
 今夏のインターハイ決勝の再現となったこの対戦。序盤から静岡#4櫻田と福岡#10市野の両エースの活躍により、激しい点の取り合いとなった。
 静岡得意の速い展開でありながら、福岡は2Qで同点に追いつくと、3Qに入り、#10市野が4連続ゴールを決めるなどして反対にリードを奪う場面もあった。静岡は#4櫻田がファウルトラブルに陥り、マッチアップする福岡#6三上が1対1を仕掛けられ、劣勢に回るかと思われた。この苦しい場面で奮起したのが#5山田。スティールから速攻を決めるなど、福岡に行きかけた流れを取り戻し、4Qに入る。この場面で静岡は、「マンツーマンのローテーションを変え、さらにプレッシャーをかけたので福岡は戸惑ったのでは」(静岡・青木監督)という采配がずばり的中し、一気にスパート。チーム一丸となったディフェンスからの速い攻めを復活させ、追いすがる福岡を振り切った。
「この優勝はとても気持がいい。ファウルトラブルもチーム一丸になって立ち向かうことができました」
 エース#4櫻田は笑顔で試合を振り返った。

主な個人成績
静岡 #5山田24得点、#4櫻田21得点、#12鈴木17得点、#6三浦14得点
福岡 #10市野22得点、#4井上18得点、#6三上、#9藤本10得点