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12月24日(大会2日目の見どころ) |
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大会2日目、いよいよ男子シード校が登場する。岐阜インターハイ優勝の能代工、準優勝の小林、富山国体優勝の仙台、そして、インターハイ、国体と連続でベスト4入りした北陸のトップシード校に注目だ。しかしながら、これらのチームと対戦するのは、1回戦を快勝してきたチームばかりだ。
能代工には、洛南を破っていき上がる四日市工、小林には山形南、仙台、北陸には100点ゲームで実力を見せつけた甲府西、育英がそれぞれ挑戦する。大会の緒戦というにはシード校にとっても注意を払わなければならない試合だ。波乱が起きやすいのもこの試合と言える。1回戦に勝利し、その勢いを持って各チームがぶつかってくるだけに、各チームとも細心の注意を払いたいところだ。それだけに目の離せない試合となるだろう。
一方、女子1回戦で注目したいのが、星野女対秋田経法大付戦。両チームともインサイドに強力プレイヤーをようし、上位進出を虎視畆々と狙っている。インサイドの勝負となるか、それとも外角からのシュートがキーポイントになるか、予想は難しいが、激しい戦いとなるのは必至。互いにこの緒戦に勝利して勢いをつけ、2回戦の三田尻女戦に弾みをつけたいところだろう。
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月刊バスケットボール・入江美紀雄 |
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大健闘、鹿児島県勢! |
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男女鹿児島勢が健闘を見せた1日だった。1、2年生のみで22年ぶりの出場を果たした鹿児島県男子代表の川内(せんだい)が、関東の好チーム・八千代(千葉)に大健闘。#4時吉の3P、#16西堂のインサイドを中心に74−78と最後まで粘りを見せた。「この経験は来年に向けていい財産になりました。宮城だけではなく、鹿児島にも川内(せんだい)高校があることをアピールしたかった」と、田中コーチ。今大会、優勝候補にあげられている仙台とは、勝ち進めば3回戦で対戦する願ったりの組み合わせ。「ぜひ、“せんだい対決”してみたかったんですけどね…」と、田中コーチは残念無念の表情。その夢は来年への持ち越しとなったが、下級生主体なだけに、今後に期待がもてそうだ。
一方、初出場となる鹿児島県女子代表の神村学園は、エース#11鍋田が36点と大爆発。60−59で就実との接戦をモノにし、チームは興奮気味だった。「向こうは勝って当然。こっちは初出場で気楽に戦えた。一宮中時代に全国大会を経験した3人(#6石田、#8矢羽田、#11鍋田)の経験に救われた。この大会でいい経験をしたので、来年につなげたい」と進藤コーチ。この神村学園も男子の川内同様、1、2年生主体の若いチーム。これまでの大会では緒戦で敗退することが多かった鹿児島県。両チームの健闘は、鹿児島県の新たな歴史の一ページとなったはずだ。 |
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月刊バスケットボール/小永吉陽子 |
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激闘! Aコート |
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予想通りとはいえ、本日のAコートは激闘が続いた。その幕明けは、四日市工対洛南。直前の開会式から姿が見えなかった洛南の#9武田、#10木村(昂)がいずれも骨折のためエントリー変更しており、会場にその姿はなかった。
洛南から覇気は消えていた。#5井上のポストプレイでいったんは追いつき10分に逆転した。しかし、四日市工は#6桜井が内外角と自在にこの試合37得点を稼ぎ、司令塔#4南部の速攻などで再逆転にこぎつける。前半で44−31と主導権を握る。後半もディフェンスに活路を見出したかったが、いかんせん外角シューターを欠いた穴は大きかった。
「実質3人いなかった…。#4木村を外に出してディフェンスさせたが、脚を作る時間が2週間では足りなかった」(洛南・作本コーチ)
後半10分12点差まで詰め寄ったのが精一杯。四日市工は終盤#4南部が脚をつるアクシデントもあったが、リードを守りきり、80−62と快勝を収めた。
「IHでも、大濠−北陸(大濠に延長の末に勝利)と言われていましたから、周囲が2回戦は洛南−能代工と予想していたことは慣れています。この2人のおかげです」と四日市工・水谷コーチは会心の笑みを浮かべる。
「いつも通り平常心でやっていました」と四日市工#4南部と#6桜井。試合後、結果を聞いた洛南・木村(昂)は入院中の病院で「マジっすか…」と絶句した。
この直後の試合には福岡大附大濠が横浜商大を相手に40分間中38分間負けていたが、最後の最後で#4篠原が連続ゴールでインサイドをついて87−82と逆転。体調不良の上、残り4分でファウルアウトしていた#5西塔は「チームメイトさまさまです!」とコートサイドで歓喜のジャンプ。 3Pシュート7本を含む34得点を叩き出した横浜商大#7蒲谷はまさかの敗戦にしばし無言。ようやく口を開いた時も「勝てる試合でした…」と茫然自失状態だった。
最終試合・東住吉工−新潟商は昨年3回戦でも対戦している。インターハイでは2回戦敗退に終わっている新潟商。この一戦に賭ける気持がひしひしと伝わってくる。とりわけ、新潟商#4日下の狙いすましたスティール、下級生フォワードに繰り出すアシストは絶妙だった。前半からもたつきを見せる東住吉工に先行されるが、後半残り8分には52−56と4点差に詰め寄るシーンも。しかし、東住吉工は#4金子、#6松井らで新潟商の粘りを振り切った。試合後、新潟商#4日下はしたたる汗とこらえていた涙をぐいとぬぐい「IHは自分たちの力が出せずに終わった。国体にも出られなかった。今日は全力を出し切りましたが、力は相手より劣っていました。チャンスはあると思っていましたが、見逃してしまったかもしれません」と、冷静に自らの力を分析した。
「負けたけれど、気持のいい試合ができたと思う。こうやって伝統はできるのかもしれない」と新潟商・佐藤コーチの言葉がやけに心にしみた。
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月刊バスケットボール編集部・清水広美 |
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