| 三田尻女の健闘が光った準決勝 |
準決勝の第1試合は、優勝候補筆頭の桜花学園にチャレンジした三田尻女の健闘が光った試合になった。
先行したのは桜花だったが、三田尻は#5梅本の連続ゴールで同点に追いつき、一進一退の展開となった。
点数を離したい桜花に対し、三田尻は粘り強くついていき、残り3分半には#5梅本のポストプレイで逆転に成功した。
チームディフェンスのできない桜花はゾーンにチェンジしてしのごうとしたが、前半終了まで突き放しことができなかった。
後半開始早々、三田尻はさらに#4廣田、#5梅本の連続3ポイントシュートで2点まで点差をつめることに成功した。
しかし、ここから桜花#4大神の怒涛の攻めが始まる。1対1からのジャンプシュート、
ドリブル突破からのスーパーパスでアシストの山を築いた。さらに#5田渕も要所をしめるシュートを決め、リードを広げていく。
桜花の強さの秘密は、やはりこの2人が決して崩れないからだろう。
結局、最終的には桜花が三田尻を突き放したが、最後まで諦めない三田尻のプレイスタイルは爽やかな印象を残してくれた。
「相手のペースにはまってしまった。今日の出来は50点」
桜花・井上コーチからは反省の言葉しか出てこなかった。一方、三田尻・田邉コーチのコメントは対照的だ。
「桜花は技術、高さ、経験とすべての面で上だけど、精神的に逃げなければやれる感触を得た」
「今日のチームになかった。これを修正して決勝の臨みます」
31得点をあげた桜花#4大神の表情にも笑顔はなかった。ただし、苦しんだとはいえ、
きっちり決勝までこまを進めるのが桜花学園だ。今日の反省を生かし、決勝ではどんな戦い振りを見せてくれるだろうか。 |
| 月刊バスケットボール/入江美紀雄 |
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