2008.04.02
北京オリンピック出場へ向け、女子日本代表始動
6月にスペイン・マドリッドで開催される北京オリンピック最終予選に出場する女子日本代表チームがいよいよ始動した。4月1日、ナショナルトレーニングセンターに集まった代表候補17名が約1時間、WNBA挑戦が決まっている大神雄子(JOMO)を中心に活気ある練習を行った。今回の17名には、昨年の6月に行われたアジア予選で3位に終わり出場権を獲得できなかった反省を踏まえ、代表復帰組3人・浜口典子(アイシンAW)、相澤優子(シャンソン化粧品)、矢野良子(富士通)が選ばれている。世界の高身長チームとの戦いとなる最終予選では、3人がこれまで積んできた経験がオリンピック出場権獲得のために必要不可欠となる。
「今回はベテランを候補選手に選出したが、浜口選手は走れるセンターとしてチームを活性化してくれると期待している。また、今までの代表選手としてのキャリアは大きな武器である。相澤選手は昨年まで大神選手に大きな負担をかけてしまっていた部分を軽減できる存在として期待している。矢野選手は外角のシュートをはじめとした得点力とアテネオリンピックを経験しているというキャリアを重視し、選出した」(内海ヘッドコーチ)
また、ベテラン組とは対照的に4月に高校2年生になったばかりの渡嘉敷来夢(桜花学園高)が史上最年少で選ばれているのも注目のところ。
「皆さんに声をかけていただいています。ぜひとも最終予選まで残れるように頑張ります」と、緊張した面持ちの中、初日の練習を精力的にこなしていた。
女子日本代表は、最終予選まで7回の合宿を行い、その中には4月下旬から10日間の予定で海外遠征、壮行試合が含まれている。17名を5月中旬までに12名に絞り込むサバイバルレースの要素も含まれた合宿となるが、一時はJOCから最終予選出場すら取り上げられそうなになった経緯があった。その中、「自分たちを応援してくれる人がいて、その人たちのためにもオリンピックの出場権を獲得したい」と、大神が代表して答えたように選手たちは大事な一戦に向けて動揺はないようだ。





